シドニーCBDから約120km！ Morisset Parkでカンガルーとふれあおう！

『オーストラリアといえば？』と考えて浮かばないことなんてないであろう、オーストラリアに多く生息する『カンガルー』。　

国のサッカー代表チームが「Socceroo’s（サッカルーズ）」と呼ばれているように、カンガルーはオーストラリアのシンボルアニマルと言っても過言ではありません。 シンボルといえども、シドニーやメルボルンなどといったオーストラリアの中でも、きわめて発達した都市部においては、カンガルーを野生で見かける機会はめったにありません。動物園に行けば勿論見る事はできますが、そんな間近で見ることはできないし、ましてや触るなんて・・・。  

じ・つ・は、シドニーと同じニューサウスウェールズ州内に、カンガルーをたくさん、しかも無料で触れる他、餌をあげることができる夢のような場所があるのです！  

※カンガルーは野生動物です。ご自身の安全のため、現在は餌やりや不用意に近づくことをしないように公園管理者から注意が出されています。（2018年12月7日　追記）

Morisset Park || モリセットパーク

シドニーの中心部から高速道路を使えば車で訳1時間30分、電車であれば徒歩を含めて３時間弱の場所にある『Morisset』という地域。そこにあるMorisset Hospital（モリセット精神病院）に隣接された公園に、野生のカンガルーが数多く生息しています。

大自然の中にいる野生のカンガルーたち

公園の周りにはブッシュが広がる、都会から離れたまさに、大自然が広がる世界。そこにカンガルーがたくさんいるなんて最高ですね！  

Morisset Parkを120%楽しむポイント 1 カンガルーの大好物は何かを把握しておこう！

Morisset Parkに生息しているカンガルーはとても穏やかで人に慣れているため、私たちの手から直接食べ物を食べたり、手で受け取って自分でむしゃむしゃ食べたりします。 人参はわりと人気で、時間をかけて１本まるまる食べてしまうカンガルーも少なくありません。スーパーでも袋入りでたくさん売られているため、人参を持って行くことはおすすめします。

人参を手渡しする距離まで寄ってくるカンガルー

人参をちゃんと自分の手で掴んでポリポリ食べるカンガルーもいれば、

甘えん坊のカンガルー

こんな風に私たちに人参を持たせて食べるという甘えん坊もいます。   人参をあげる際に、カンガルーに手を掴まれることがあります。カンガルーの爪はかなり鋭く、手を握られるとかなり痛いので注意が必要です。痛いと思ったら人参を渡したり、地面に置いてあげましょう。

人参がもっと欲しいと手を握ってくるカンガルー

ただ、人参よりも人気を集めた食べ物があります。それはサルタナ（干しブドウ）！

サルタナを開けた瞬間に群がるカンガルーたち

サルタナの袋を開けるやいなや、四方八方からカンガルーが一目散に寄ってきました！！サルタナの甘い匂いが風に乗っていったのでしょうか。人参と違ってサルタナは小さな粒なので、カンガルーは掴んだり自分で持って食べることはできません。なので、私たちの手はもちろんよだれまみれになります。（笑）　ただ、噛まれたりすることはありませんでした。 サルタナが欲しすぎて、中には隣のカンガルーを蹴ってどかせるのもいました。（笑）

おとなしいカンガルーも寄ってきてくれました

満足したカンガルーの決め顔と決めポーズ

※野菜でも果物でも、加工された物は絶対にあげないで下さい！！スナックや人間のお菓子などをあげてしまうと、体調を崩してしまう他、マナー違反と通報されて、公園の管理者にひどく叱られてしまいます。  

※現在は餌やりや不用意に近づくことをしないように公園管理者から注意が出されています。（2018年12月7日　追記）

Morisset Parkを120%楽しむポイント 2 お昼ご飯は道中で済まし、トイレも事前に済ましておこう！

Morisset Parkの近くには大きなお店やお手洗いなどがないため、事前に済ませておかないと、車でわざわざ来た道を戻ってトイレを探す旅に出なくてはならないことになります。また、ご飯を食べられるようなお店もすぐ近くにはないため、車で向かう場合は道中にあるマクドナルドなどのハンバーガーショップで、食事休憩を取ることをおすすめします。

道中で買ったハンバーガーとポテト

電車で向かう場合も、Morisset駅から公園までバスが通っているものの本数は少なく、また徒歩で40分程の距離があるため、事前にバスの時間を調べておくことが必須でしょう。  

Morisset Parkを120%楽しむポイント 3 思い出の写真を撮るためにカメラをお忘れなく！

ここまで近い距離で動物と触れ合える機会なんてなかなかないですよね。思い出を形に残しておくためにもカメラの持参は必須！思いがけないショットが撮れるかもしれません。

至近距離でカンガルーの癒しショットを撮影

Morisset Parkは無料で開放している公園なので、週末の日帰り旅行としてお出かけしてみてはいかがでしょうか？天気が良ければたくさんの可愛いカンガルー達と触れ合うことができます。  

記事協力：留学のワールドアベニュー