公開:2019-04-01 更新:2019/04/01
日本で土用の丑の日に食べるものと言えば「うなぎ」ですよね。
そもそもこの習慣の始まりは、江戸時代の学者「平賀源内」が、近所のうなぎ屋に夏場に売れないうなぎをなんとか売って欲しいと相談され、「本日、土用丑の日」と書いた張り紙をしたところ、大繁盛したたことがきっかけであると言われています(その他にも説はありますが)。
さて、世界にもこのように「ある特定の日(時期)」に「特定の食べ物」を食べる習慣がある国はあるのでしょうか? ちょっと調べてみました。 するとお隣の国「韓国」で同じような習慣があることがわかりました。
韓国では韓国版土用の丑の日である「三伏の日」に、「サムゲタン(蔘鷄湯)」を食べるそうです。
ちなみに三伏とは、陰陽五行説に基づく選日の1つであり、初伏(チョボック)・中伏(チュンボック)・末伏(マルボック)の総称で、時期は7月中旬から8月上旬。 ちょうど1年で一番暑い時期となります。
この時期に鶏肉のお腹に高麗人参やもち米などを詰めて煮込んだ韓国の代表的なスープである栄養満点の「サムゲタン」を食べると、スタミナが付いて、暑い夏を乗り切れるのだそうです。 これはまさに日本人がうなぎを食べるのと同じ感覚!
食べ物で暑い夏を乗り切る!日本だけの文化かと思っていましたが、海外にもあるのですね。
うなぎの値上がりが話題になっていますが、しっかりと食べて、暑い夏をバテることなく乗り切りましょう!
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