カナダの語学留学 【完全ガイド】 メリット・費用・資料

公開:2018-12-20 更新:2019/06/05

カナダの語学留学 カナダ
カナダで 語学留学

 

 

 

カナダの教育は世界的に見ても質が高く、治安の良い地域が多いため、留学に適する国と言えます。さらに、多民族が集まるため、英語を学ぶのにもベストな環境。人種や宗教のボーダーラインを超えて、幅広い友人関係を築くことができます。カナダの公用語はフランス語と英語なので、二か国語同時に勉強することができるのもカナダ留学のメリットです。ここでは、カナダに語学留学に行く際に知っておくべき情報をいくつか紹介します。

カナダの語学留学の特徴

カナダは留学先として人気なのにはいくつかの理由があります。まずはその教育の質の高さです。カナダで取得した学位は世界中で認められ、就職やインターンシップを探すときに有利になります。アメリカでは「Freedom – 自由」が大切にされますが、カナダでは「Equality – 平等」の重要さを強調します。どちらも平等に大事な要素ですが、カナダの場合、教育場面での格差と人種差別をなくすことに力が入れられています。多様な文化が集まる学びの場で、ディスカッションなどの参加型授業で勉強するのは刺激的な経験になるでしょう。

 

また、カナダにある3つの大学が、国際大学ランキング50位以内にランクインしています。決して安く行けるとは言えない留学ですが、カナダでは、語学留学をしながらアルバイトができます。さらに学生ビザでも、週20時間以内なら働けるというメリットがあります。実際に働きながら活きた英語を使うと、机に向かって勉強をするよりも上達も早いでしょう。アルバイトをすることによって食費や生活費に少し余裕ができ、さらにコミュニケーション力も上がるので一石二鳥です。

 

そしてカナダの魅力はなんといっても広大な自然と観光スポットの数々。週末にはハイキングやスキーやスノーボードが楽しめます。敷地が広く、アウトドアアクティビティやスポーツなどができる学校が多いのも嬉しいポイント。トロントやバンクーバーなどの大きな都市では、ショッピングや賑やかな雰囲気を楽しむのもおススメです。

さらに、カナダは治安がよく安全な環境で留学ができると言われ、毎年安全な国ランキング10位以内に入っています。異国の地で語学を勉強しながら生活するのは勇気がいることですが、治安のよいカナダでならば、家族も安心して送り出すことができるでしょう。

 

 

どんな語学留学があるの?

カナダには300以上もの語学学校があります。学校ごとに特徴があるので留学エージェントに相談する場合は、自分の希望をできるだけ詳しく伝え最適な学校を見つけられるようにしましょう。Languages Canadaという公私立の英語およびフランス語研修プログラムの認定機関があり、認定を受けるにはカリキュラム、学生サービス、教師の資格、学校施設、入学手続き、滞在施設などについて厳しい審査を受けなければいけません。

Languages Canadaのメンバー校であれば一定の基準をクリアしているので安心でしょう。また、語学学校にはスチューデントカウンセラーが常駐している場合が多く、授業や生活全般についても相談に応じてくれます 。多くの語学学校では 早くクラスに溶け込めるよう 、放課後や週末に市内観光やスポーツ、映画鑑賞などのアクティビティが企画されています。

希望者には、到着の際の空港出迎えやホームステイ、学生寮の手配なども行っています。

入学条件、入学手続きについて

入学条件

一般英語コースの場合には、入学条件はとくにありません。初日に行われるテストの結果でレベルに合ったクラスから始めます。ビジネスコースや資格試験対策コースなどは 、入学時に英語力が求められる場合がほとんど。その場合はあらかじめ学校のプレイスメントテストを受けるか、TOEIC、IELTS等の証明書を提出す。ることになります 。

 

入学手続き

学校のwebサイトから願書などの書類を入手し、入学申請をします。書類は提出前にコピーをとっておくこと。入学申請書を提出後、問題なければ3~10日ほどで学校より授業料等の請求書が届きます。請求書の内容を確認して送金。後日、入学許可証が学校から送られてきます 。

カナダ語学留学

カナダの語学学校で学べること。どんなコースがあるの?

一般英語コース、進学準備英語コース、ビジネス英語コース、英語検定試験準備コースのほか、特定の職業で使う英語を勉強する職業専門英語コース、英語教師や英語教師を目指す人を対象としたコースなどがあります 。夏休みなどの長期休暇を利用したバケーション・コースはアクティビティが盛り込まれていて、子どもから大人、親子にも人気です。

英語もフランス語も学べる

カナダで話されている英語はなまりがなくきれいなことで知られていますが、実はカナダは英語とフランス語が公用語として認められています。古くから二つの言語を教えてきた歴史があることから、カナダには言語教育において高いノウハウの蓄積があります。語学学校によってはフランス語を学べるコースもあるので、留学中に英語とフランス語の両方を学ぶことも可能です。

 

フランス語を学びたい場合、カナダ西部よりも東部の方が、フランス語が使われることが多く、語学学校でもフランス語をカリキュラムに加えているところが多いです。特に、ケベック州の公用語はフランス語なので、モントリオールなどの都市では英語とフランス語の両方が学べます。

フランス語を学ぶには

公立のカレッジか大学の付属校、または語学学校のFSL(French as a Second Language)コースで学ぶことができます。FSLコースは、18歳以上(高校卒業者)であれば入学試験なしでだれでも入学することができます。初級から上級までのコースがあり、1クラス10名程度の少人数で丁寧な指導が行われています。

滞在はホームステイ、シェアハウス、寮がある場合も

ホームステイ、あるいは数人でアパートをシェアしたり、家具などが完備された民間の学生寮(レジデンス)を利用する方法があります。夏休みを利用して、大学・カレッジのサマー・プログラムに参加する場合は、現地の大学生が夏季休暇中で不在のため、空いている学生寮を利用することもあります。多くの場合、ホームステイ先は学校や現地エージェントが学生寮は学校側が手配してくます。

必要なビザは?

カナダに留学する際には、

観光ビザ(滞在者許可証: Visitor Permit)

学生ビザ(就学許可証: Study Permit)

ワーキングホリデービザ

この3種類のビザから、自分に合ったものを申請して取得することになります。

語学留学の場合、学校に通う期間が半年以内であれば観光ビザ、それ以上であれば学生ビザが必要となります。

費用の目安はどのくらい

私立の語学学校のESLコースの場合、学費はCA$1,200~CA$1,600/4週間。大学附属のESLコースの場合、CA$1,400~CA$1,900/4週間。ホームステイ費用は3食付きでCA$850~CA$980/4週間。学生寮(食事なし)CA$800~CA$1,500/4週間。アパート(食事なし)CA$1,500~CA$3,000/4週。ただし地域によって大きく異なります。

留学前の事前調査!カナダの文化や歴史を勉強してから行こう

留学前にカナダについて調べておくと、行ってから安心。留学準備で忙しい時期など、荷物やお土産のことばかりに集中してしまうことが多ですが、滞在する地域や通う学校に関することを知らないで現地に向かうと、留学生活に慣れるまで時間がかかります。日本を発つ前にカナダに関する情報誌を読んだり、ネット上で調べたり、留学体験談を読むことも参考になります。

 

運転をする場合、現地の交通ルールやガソリン代なども事前に知っておくと便利。英語とフランス語がカナダの公用語なので、フランス語を一般的に使う地域もあります。フランス語での簡単な挨拶などができると、会話が弾み現地で友達をたくさん作ることができるでしょう。自分にとって便利な情報やカナダ語学留学に関するアドバイスなどを積極的に集めましょう。

終了後の進路について。進学、就職、転職など

英語力をアップして、カナダの大学や専門学校等に進学する、またはワーキングホリデー・ビザ等を利用して現地で働く、帰国してキャリアアップに生かすなどさまざまです。進学目的の場合は、大学進学準備コースで、入学に必要なレベルの英語力や大学で必要となる専門用語の勉強、プレゼンテーションやレポートの書き方などのアカデミックスキルを身につけた後、目的の大学や専門学校等に進学します。大学附属の語学学校や、大学と提携している語学学校なら、コース修了後の入学もスムーズです。

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