カンボジア留学

世界でも有名な世界遺産アンコールワットがあるカンボジア王国には、1975年～1979年のポル・ポト時代に何百万人という人が虐殺されたという、悲しい歴史があります。しかし、近年は目覚ましい発展を遂げ、カンボジア国民も国のさらなる発展に大きな期待をよせています。
国内の多くの橋や道路などは、ODA（政府開発援助）の関係で日本の協力の元に造られています。そのため、親日家が多く治安は比較的良い国と言えます。観光地では、英語や日本語など多国籍な言葉が使えるカンボジア人も多くいます。レストランや現地の乗り物（トゥクトゥク）を利用する場合も簡単な英語であれば通じます。
カンボジアは熱帯モンスーン気候に属し、大きく乾季と雨季のふたつに分けられます。同じ時期であれば観光地のシェムリアップや首都プノンペンなどの地域による大きな違いはありません。乾季の中でも11～1月は雨も少なく比較的過ごしやすく、訪れるには最適のシーズンです。
通貨はリエルですが、米ドルが流通しているので買い物などには米ドルが使えます。ただしお釣りがリエルで返ってくる場合が多いので注意しましょう。物価が日本よりも安く、100ドル札や50ドル札が多いとお釣りが用意されない場合があります。日本で換金していく際に50ドル以下の細かい紙幣に変えてもらうと便利でしょう。現地で日本円から米ドルへの両替も可能です。

参考：在日本国カンボジア王国観光省、外務省ホームページ