北大西洋上に北極圏に接して浮かぶ島国のアイスランド。
国土の約10%が氷河に覆われているアイスランドは、北海道よりやや大きな国です。北極圏にあるので非常に寒いと思われていますが、海に流れ込む暖流と地熱のおかげで冬の寒い時期(1月~2月)も平均すると氷点下2度くらいまでしか下がりません。
近年温暖化が話題になっていますが、首都のあるレイキャビク周辺のエリアは、アイスランドで最も人口が多く、すべての中心です。そして内陸部は「ハイランド」と呼ばれ、住む人はなく、道路も舗装されていません。
公用語はアイスランド語ですが、学校では英語とデンマーク語も使われており、多くの人が英語を理解しますので、英語を学びに行く場合には日本人が少なく穴場と言えるでしょう。治安も非常によいので女性でも安心です。
1911年創立のアイスランド大学が一番古く、現在5学部を有する国内最大の総合大学です。
美しい自然もアイスランドの魅力。オーロラはもちろんですが、圧巻の氷河やアイスランド大部分を占めるのが玄武岩の大地。クジラやイルカにも会え、世界的には珍しいパフィンという渡り鳥も多く見かけます。
鉄道や地下鉄はなく、路線バスはありますが、かなりの車社会なので、交通網の発達した都市から留学に行くと初めは不便を感じるかもしれませんが、それもよい経験になるでしょう。