フィンランドは北ヨーロッパに位置し、日本から最も近いヨーロッパの国です。歴史的にはスウェーデン、ロシアの支配下でしたが、1917年に独立を果たしました。ムーミンの作者トーヤ・ベンソンの出身地として知られ、ムーミンのストーリーにも北欧の自然が描かれています。また、サンタクロースの住む国としても有名。高い山がなく、森林、湖や河川などに覆われた自然にあふれる「森と湖の国」です。オーロラを見ることができる、日本からのアクセスがよい国という嬉しいポイントもあります。
他の北欧の国と同じように、フィンランドも比較的はっきりとした四季があります。冬(11~3月)は長く寒いですが、ノルウェー沿岸を通る暖かい海流のおかげで、同じくらいの緯度にある他の国より、穏やかな気候だと言えます。短いですが、春(4~5月)と秋(9~10月)もあります。また、短い夏(6~8月)は日が長く、過ごしやすい気候です。白夜は(6月~7月)極夜は(12月~1月)にかけて訪れます。
フィンランド語が公用語ですが、北欧の国は英語力が高いのでも有名です。語学学校で英語を学ぶこともできるので、あこがれの北欧生活を送りながら英語を学ぶこともできちゃいます。北欧の中では比較的安いフィンランドの物価ですが、ヨーロッパの中でみると高いので注意が必要です。