北欧諸国の中で最も南にあり、グリーンランドやフェロー諸島をはじめ、大西洋・バルト海・北海に浮かぶ多くの島々から構成されているのがデンマークです。「北欧のパリ」と呼ばれることもある首都コペンハーゲンには、古い歴史的な中心街があり、また網の目のように広がる遊歩道や自転車道、多くの公園があります。
治安のよさも魅力的
留学先を選ぶ上で考えなければいけない重要なことの一つに、治安がありますが、デンマークは安心して留学できる国と言えるでしょう。「外務省 海外安全ホームページ」を見ても分かるように、北欧は日本や台湾に続いて治安のよい、大変魅力的な国です。また、生活の質の高さはデンマークが誇れる特徴です。社会保障制度の充実、クリーンな環境、魅力的なビジネス環境、そして高水準の教育と研究が揃っています。
公用語はデンマーク語だが、英語も学べる
デンマークの公用語はデンマーク語ですが、英語も広く通じます。デンマークでは小学校3年生頃から第一外国語として英語を学んでいるので、若い世代のほとんどの人が英語を話すことができます。レベルも高いので、日本人からすると、英語はとてもネイティブに聞こえます。また、デンマーク語はスウェーデン語やアイスランド語、ドイツ語やオランダ語とも親戚関係にあるので、より多くの語学を学ぶことも可能です。
デンマークには総合大学が8校、芸術、建築系の単科大学が14校、また特定分野(教育学、工学、経営学、看護学、健康学、栄養学、社会事業学)の学士号取得のため高等教育機関が8校と実践的で専門に特化し、職業と直接結びついた高等教育機関10校あり、それぞれ在学期間は学士課程3年、修士課程2年、博士課程3年となっています。
ワーキングホリデーも
日本とは協定も結んでいるため、ワーキングホリデーでも行くことができます。物価が高いので、節約しながら頑張れば生活の足しにもしっかりなるはずです。イエローカード(ヘルスカード)と呼ばれる、日本でいうマイナンバーの公的な身分証明書(保険証)のようなものがあります。滞在先の役所で住民登録を行うと発行され、医療費が無料になったり学費が安くなったりもします。このカードがあると、デンマーク人と同じサービスを受けることができるのでとても重要です。