南北に細長く延びるチリは、北部には砂漠がある一方、首都サンティアゴはその中央部にあり、田園地帯が広がっています。また、さらにその南には一年中氷に覆われたフィヨルドの地域がある、とても変化にとんだ自然環境になっています。アルゼンチンとの国境にはアンデス山脈があり、南米大陸最高峰であるアコンカグア山(標高6962m)もここにあります。 その変化に富んだ地形によって、気候は場所によって大きく違います。南部パタゴニア地方のベストシーズンは11月から3月になっており、それ以外の月は風が強く、気温も氷点下になります。反対に、北部のアタカマ砂漠方面の気候は、あまり変化はないものの6月から9月が比較的過ごしやすいです。首都サンティアゴ周辺地域では、日本と同じ四季があるため、観光なら春~秋、スキーを楽しむなら5月中旬~9月中旬の冬がベストでしょう。 南米と聞くと治安を心配されるかもしれませんが、チリはほか都市に比べて治安がよく、また長い海岸線をもつ国なので、新鮮な魚介類も豊富に楽しめます。 モアイ像で有名なイースター島はチリの領土です。チリ本土から約3700kmも離れている太平洋上に浮かぶ火山島で、1995年には世界遺産にも登録されています。 国土の面積:日本の約2倍 首都:サンティアゴ 言語:スペイン語