カナダのワーキングホリデーがわかる10の質問

公開:2019-03-12 更新:2019/03/12

 

ワーホリ質問カナダ

①ワーキングホリデーとは?

仕事、遊び、学び、何をしても自由
ワーキングホリデーとは協定を結んだ二国間で 、互いに一定期間、相手国で休暇(ホリデー)を過ごしながら語学を学んだり、異文化体験や就労(ワーキング)体験ができる制度のこと 。日本とカナダとは1986年に協定を結んでいます。カナダのワーキングホリデーはIEC(International  Experience Canada)のプログラムに分類されます。IECワーキングホリデーは「若者が相互に理解しあって有効を深めるため 、活発な国際交流をはかる」を目的としています。

②何から準備すればいい?

目的を明確化、情報収集 英語力アップも大事
まず、何のために海外に行くのか、目標をはっきりさせましょう。その目標達成のために、どんな経験が必要か、何を学ぶのか、それはどこに行けばできるのか1つずつ確認していきましょう。次に国や都市、学校などの情報を集めます 。
同時並行で英語力もアップしておきましょう 。次にwebサイトなどで情報を集めます。留学エージェントや、日本ワーキングホリデー協会が行う無料セミナーへの参加もおススメです。

③どんな体験ができる?

さまざまなアクティビティ 就職・転職のための実績づくり
ワーキングホリデー・ビザを取得すれば、一定期間、観光、就学、就労など、何をしようと自由。英語の勉強をしたいけれど、留学は高すぎるとあきらめていた人にとっては大変有効なビザです。また、海外で仕事をしてみたい、その経験を生かして帰国後キャリア・チェンジをしたいという人にもおススメです。また、カナダは英語とフランス語が公用語なので、フランス語を学ぶチャンスもあります。

④語学学校には行ったほうがいい?

仕事を得るためには必須 仲間探しや情報源としても
カナダではワーキングホリデー・ビザで6カ月間の就学が許されています。英語ができなければ仕事を見つけることも働くことも難しいのが現実。最初の数カ月は語学学校で英語を学び、英語力をつけてから働く人が多いです。
また、語学学校の先生や友だちから、手頃なアパート情報やアルバイト情報などが得られるというメリットもあります。

⑤滞在はどうする?

ホームステイ、フラットシェア 住み込みで働く場合も
海外生活に慣れない最初のうちは、語学学校で紹介してくれるホームステイや学生寮などを利用し 、慣れてくると、複数人でアパートや1戸建てをシェアするルームシェアをする人が多いようです。空室情報は、現地の日本語サイトや情報誌で探す人が多いです。契約の前に必ず現地を見て確認をすること 。契約書の読み方など、経験者の助言をもらえると安心です 。とりあえず格安の宿やAirbnbで数日滞在し、その間に部屋を探すという方法も。

⑥気をつけるべきことは?

経験をどう生かすのか 目的をしっかり持って
ワーキングホリデーの成否の分かれ目は、目的をしっかり持っているかどうか。単に「英語力をつけたい」ではなく、「ビジネスで使える」「TOEICスコア〇点」など、なるべく具体的な目標を立てましょう。「とりあえず現地に行けば自然と英語が話せるようになる 」という考えは危険。1年いたけど、日本人とばかりかたまっていて、結局英語力は伸びなかったという人はたくさんいるのです。ワーホリ経験を就職や転職に活かすのであれば、ただ「海外に行きました」ではなく、どんな目的で渡航し何を得たか、しっかり語れるようにしておきましょう。

⑦仕事はどうやって見つければいいの?

地域の情報や口コミで 英語力は高いほど有利
webサイトや地元の情報誌、口コミなどで探している人が多いです 。語学学校に通っていると、先生や友だちからアルバイトを紹介してもらえたり先に帰国する人から後任として仕事を紹介してもらえることも多いようです。カナダで働くにはソーシャル・インシュアランス・ナンバー(社会保険番号)が必要です。最寄りのService Canada  Centreで手続きをしてください。

⑧だれでも取得できるのですか?

年齢制限あり 2度目の申請は不可
IECワーキングホリデーに参加するには次のような条件があります。

①日本国籍がある
②申請書受理時点で年齢が18歳以上30歳以下である(カナダ入国時に30歳を過ぎていても可)
③以前にIECワーキングホリデーに参加していない
④最低CA$2,500の資金を持っている
⑤滞在期間中の傷害、疾病をカバーする医療保険に加入する
⑥扶養家族を伴わない
⑦CA$150相当のプログラム費用とCA$100のオープン・ワークパーミット保有費を支払う

⑨ワーキングホリデー・ビザを取得するには?

申請はwebで可能 英語を間違えないよう要注意
IECワーキングホリデー許可証は、IECのwebサイトからオンラインで申請可能。IECワーキングホリデー許可証の取得方法は毎年変わるので必ず最新情報を入手すること。カナダのワーキングホリデーには定員があり、定員数は毎年変わります。ちなみに2019年の定員は6,500人。毎年夏ごろには定員が埋まってしまうほどの人気。申請は英語で必要事項を記入しなければなりません。入力ミスなどによって申請を受理されないこともあるので、不安な場合は留学エージェントにサポートしてもらうといいでしょう 。

⑩費用の目安は?


年間200万円前後 現地で働いて埋め合わせも
ホームステイの場合、食費込でCA$800前後が相場のようです。シェアルームの家賃はだいたい1カ月最低でもCA$600~。これに食費や交通費、遊興費がかかります。外食を控え自炊中心としても1カ月にCA$1,000~1,500はいるでしょう。しかし、就労できるのがワーキングホリデーのメリット 。カナダの時給はCA$11~CA$15程度。レストランやバーなどではさらにチップが加わります 。節約をすれば生活費を賄うことも可能です 。

 

 

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