公開:2018-12-27 更新:2019/12/24
協定国の中で特に人気の高いカナダのワーキングホリデー。 聞き取りやすい英語、多様性を受け入れる文化、 選べる仕事のバリエーション、治安の良さ… カナダがワーキングホリデー先として選ばれる理由をご紹介します!
ワーキングホリデー(通称:ワーホリ)とは、18~30歳(例外あり)限定休暇(ホリデー)を過ごしながら語学を学んだり、異文化体験や就労(ワーキング)体験ができるビザのことです。
ワーキングホリデーの詳しい制度については、以下のページをご覧ください。
カナダのワーキングホリデービザは発給人数が毎年決まっているので抽選で審査をしています。必ずしも取得できるとは限らないので申込時期をしっかりチェック、余裕をみておこう。
・対象年齢
18~30歳(申請時)
・年間発給人数
6,500人(抽選時)
・申請
スケジュール:いつでもできますが、抽選制かつ人数制限があるため、例年10月ごろには終了します
方法:カナダ政府のサイトからオンライン申請
・期間
滞在:1年間
就学:6ヶ月以上
就労:制限なし
カナダのビザ情報についての詳しい内容は、以下のページをご覧ください。
1年間の間、どのように過ごすのかプランを立てよう。
カナダの場合最大6ヶ月就学することができるため、語学学校に通うとしたら学費もかかります。
日本で予め仕事を見つけておいて、最初から働くのであれば、準備する金額も違ってきます。
・1年間あたりの総額
約100~150万円
・航空券
15~25万円 /年
・海外保険
15~25万円/年
※現地で日割りで加入できるものや、クレジットカードの付帯などもありますが、日本で入っていくと安心です。
・語学学校の学費
8~10万円/月
・滞在費(家賃など)
5~10万円/月
・生活費(お小遣い、食費など)
※外食はどうしても高くついてしまうので自炊のスキルをアップさせよう。
ホームステイ、語学学校の寮、シェアハウス。
この3つが一般的です。
ホームステイ
エージェントなどを通じて紹介してもらうことができます。食費込みなので、最初の滞在先にするという人が多いですが、ステイ先のご家族との相性や食事の好みなどがあるため、少ない期間に設定して様子を見るということもできます。
1ヶ月CA$800~1,000で、食事(朝昼夕)付が目安です。
語学学校の寮
学校に通う場合限定になってしまうが、寮に入ることも可能です。しかし、基本的に数が少ないため必ず入ることができるわけではありません。 食事あり・なしは寮によっても異なります。
1ヶ月CA$600~1,200が目安です。
シェアハウス
一軒家やマンションの部屋を個々に使用するタイプ。
キッチンやバスルームが共同の場合が多いです。食事は自分で準備することになりますが、シェアメイトと仲良くなれば、みんなでわいわいと食事をとったりする生活ができるのもメリットです。
1ヶ月CA$500~700が目安です。
カナダでワーキングホリデー中に働くことのできる仕事は数多くあります。日本食レストラン、ホテルの清掃、ガイドなど比較的多くの仕事があるものから、レベルの高い英語力が必要なオフィスワークまで。一人当たりのコーヒー消費量が多く、コーヒーが大好きなカナダ人。そのためカフェもかなりの数があるので、おしゃれなカフェでバリスタを目指すという道もあります。
英語力によっても就ける仕事は異なりますが、接客などはチップをもらえることが多いので、お給料以上に稼ぎを出すことができそうです。
・日本食レストラン
・ホテルのレセプションまたはハウスキーピング
・カフェやレストランのウェイター
・日本語教師
・ツアーガイド
・オフィスワーク
・農作業
ワーキングホリデーでカナダに行く場合、多くの人がまずは英語力をつけてから、少しでも時給のよいところでの仕事を見つけたいと思いますよね。
では、実際に働くときには、何の職種でどのくらいの英語力が必要なのでしょうか。また、その仕事の時給はいったいいくらなのでしょうか。
業界 | 職種 | 時給 | 英語力 |
---|---|---|---|
飲食 | ①日本食レストラン(ジャパレス) ②カフェスタッフ | ①時給920円~ ②時給920円~ | ①初級以上 ②中級・上級 |
サービス | 土産物店 | 時給920円~ | 初級以上 |
旅行 | ツアーガイド | 時給1,000円~ | 中級 |
スポーツ | スキー場のスタッフ | 時給1,000円~ | 中級 |
※カナダの最低賃金は州によって違いますが、一番低いところで【最低賃金$11.96/約 920円(※2018年6月時点)】
参照:Retail Council of Canada
英語力によってもつける仕事は異なりますが、接客などはチップをもらえることが多いので、お給料以上に稼ぎを出すことができそうです。
日本人が経営する日本食レストラン(ジャパレス)
寿司屋/ラーメン屋/居酒屋など(870円~) オーナーさんや、スタッフが日本人であることが多いため、英語が苦手、海外が初めてという方はお仕事がしやすい。 ジャパレスで働くと、英語力が上がらないイメージがありますが、お客さんとのやりとりはもちろん英語なので、上達させたい気持ちがあれば英語力は上がります。
お土産のスタッフ
お土産屋の店員(時給920円~) 日本食レストランと同じくらい人気があり、各国からお土産を買いに来たお客さんに商品の説明・販売をするのでコミュニケーション能力が必要です。
カフェ
カフェスタッフ店員 (時給920円〜) カフェスタッフは人気の職種で、カフェの知識と英語力をどちらも身につけたい方におすすめです。 カナディアンはかなりのコーヒー好き。ドリンクのカスタマイズも大好きなので最初は苦労しますが、オーダーを聞き取ろうとすることで自然と英語力がアップします。
ツアーガイド
ツアーガイド/オーロラガイド(時給920円~) カナダのワーキングホリデーでは、ツアーガイド/オーロラガイドが人気で、カナダの自然を体感しながら行く先々の情報を取り入れることが出来ますし、お客さんとコミュニケーションが取れて一石二鳥です。お客さんの驚き・喜びを直に体験できるのもツアーガイドならではでしょう。
スキー場のスタッフ
スキー場スタッフ/インストラクター(1000円前後) カナダでは、スキーやスノーボードなどのウィンタースポーツが盛んです。道具の貸し出しなどスキー場に関わるお仕事をします。スキー・スノーボード経験者であればインストラクターの資格が取れるスキー場もあるので、スポーツ好きには必見です。
日本で仕事を探す場合、フリーペーパーやスマホ検索、ハローワークや友人の紹介などさまざまですが、初めて行く海外ではどのように探せばよいのでしょうか。ここでは、カナダにワーキングホリデーでいった場合に役立つ仕事探しの検索サイトをご紹介します。
カナダでのワーキングホリデーを日本語で分かりやすくしたサイト。住まい、求人、ワーホリに役立つ情報提供サービスなど、このサイトさえあれば英語に自信が無い方でも仕事から友人、私生活の全ての情報にことはないでしょう。日本食レストランの他にもヘアスタイリストや造園、ベビーシッター、英語教師などの求人を探す事ができ、また求人情報はほぼ毎日更新されています。
https://workingholiday-syrup.com/index.html
カナダワーキングホリデーメーカーの2/3が利用している信頼されている情報サイト。求人は掲示板形式で豊富に掲載されており、カナダへの留学が決めてから手続きに至るまでの案内をイラストなどで紹介しているのでとても見やすくなっています。どのようにしてビザや語学学校などの手続きをすればいいのかわからない場合など、是非一度ワーホリシロップを覗いてみてはいかがでしょうか?
ネイティブの英語を身につけたい!というかたはGovernment of Canadaを使って求人を探しましょう!仕事の量が豊富で、他にも様々なバラエティコンテンツが利用できます。またカナダで生活していく中で困ったことや、行政手続きなどで不安なことを解消してくれます。 何から始めたらいいのだろう?と思ったときにはぜひお役立てください。行ってから分る探し方などもあると思いますが、日本にいるうちからなんとなく情報収集できると安心ですよね。
カナダは発展した都市部と豊かな自然が身近に感じられる国。また安定した治安で留学先としても常に人気があります。地域によっては英語ではなく、フランス語が多く使われていたりと、多様な文化があります。 フランス語を話すカナダの人が一緒に英語を学んだりすることだって珍しくありません。そんな変わった様子を見ることができるのもカナダならではです。アメリカに隣接しているので、旅行もしやすく余暇を過ごすには困らないほどアクティビティが豊富です。知らない土地で言語を学ぶことはとても大変なことではありますが、多様な文化を認め合うカナダでは臆することなくのびのびと過ごすことができるはずです。
海外に留学、ワーキングホリデーに行く方で、英語圏を視野に入れる方は少なくないはず。でも、一言で英語圏と言っても、そこにはなまりがつきものです。例えば、ワーキングホリデーでカナダと並んで人気なのオーストラリアやニュージーランドですが、これらの国の英語はなまりが強く、この発音で覚えるとアメリカやイギリスでは伝わりにくい英語になります。一方でカナダの英語は誰にでもわかりやすい癖のない英語で、なまりがあまりないと言われています。これから世界で活躍したい方にとってはカナダの英語は身につけるべきものと言えるでしょう。
カナダ南西部のビクトリアからだと、アメリカの北西部に位置するシアトルまでは飛行機でなんとたったの約40分で行けてしまう距離にあります。日本からアメリカまでは少なくとも10時間以上はかかることを考えると、大変アクセスしやすくなるというメリットがあります。カナダの雰囲気とアメリカの雰囲気を両方楽しめるという点でも、カナダはとても便利な位置にあると言えるでしょう。
トロント・モントリオール・バンクーバーなど世界有数の住みやすい街が多く点在しています。アメリカとは違い、厳しい銃規制がされているので、アメリカとはすぐ近くとはいえ、とても安全な国です。カナダ人の人柄はとてもフレンドリーで親日家、穏やかな国民性です。世界平和度指数(2018年版)では、なんと8位の日本より2つ上の、6位にランクインしています。
カナダには、ユネスコに登録されている世界自然遺産が9ヵ所もあります。これは日本の4ヵ所の二倍以上にあたる数です。氷河の浸食により作られた渓谷や美しい湖が眺められるカナディアンロッキー、300体以上の恐竜の化石が発見されている州立恐竜公園、5000m級の山々が軒を連ねるアラスカ・カナダ国境地帯の山岳公園群など、スケールの大きな美しい自然が待ち受けています。
カナダは、世界で初めて多文化主義政策を開始した国。これは異なる文化を持つ集団が、それぞれ対等な立場で扱う考えを持っているということです。トロントでは、人口の半数が、別の国のルーツを持った人が住んでいます。宗教や文化が違う民族の人を認め合う国で学ぶことによって、互いの国の文化を学ぶことができます。
また、英語に並びフランス語が公用語となっており、州によっては主にフランス語が使われる地域もあります。アメリカに隣接していないながら、ヨーロッパの雰囲気を感じられ、さらにフランス語に触れることができることは、大きなメリットの1つです。
カナダという国は、その都市によって文化や雰囲気がガラッと変わる国です。英語ではなくフランス語を学びながら働きたい方はケベック州のモントリオールへ、より自然に触れて生活してみたいという方はビクトリアへ、と言った具合に、自分に合った都市を見つけて働くことができるのは、カナダならではと言えます。
カナダは気候も過ごしやすく、治安も比較的よいので留学先、ワーキングホリデー先として人気の国ですが、その中でも人気の都市はこの5都市。
1. バンクーバー
2. トロント
3. モントリオール
4. ビクトリア
5. カルガリー
これらの都市の詳しい情報、メリットやデメリットはカナダの都市別留学情報をご覧ください。気に入った都市を見つけ理想の留学・ワーキングホリデーを実現しましょう!
カナダに到着したらもう大丈夫!というわけではありません。カナダについてから、カナダで行わなければいけない手続きが色々とあるのです。滞在中にもしものことがあったときなどに必要なものもありますので、ぜひチェックしておいてください。
高校留学
1,470,500円(1学年、10カ月 1カナダドル=85円で計算した例)~
ボランティア
170,000 円~
インターンシップ
1,790,000 円~
語学留学
121,800 円~