フランスの専門留学 【完全ガイド】 メリット・費用・資料

公開:2019-07-10 更新:2019/07/11

フランスの専門留学 フランス
フランスで 専門留学

フランスにはどんな専門学校があるの?

フランスと言えば芸術分野でさまざまな伝統と歴史を誇る国ですよね。

舞踏、音楽、アート、建築、料理にファッションなど世界レベルの知識と技術を学べ、もちろんフランス語が学べ、さらにさまざまな国から学生が集まるので英語力アップも期待できます。

 

フランスでは日本よりも早い段階で興味のある分野を学び始めます。そのため、職種ごとに細かく分かれた分野を早い段階で学べる環境にあります。

プログラムによって受講期間は違ってきますが、1年~数年の長期のもの、数週間~数か月の短期のものもあり、最適なものを選ぶことができます。

 

では具体的にどのようなことが学べるのでしょうか。

フランス料理・製菓・製パン

本場で技術を学びたい学生のため、多くのフラ餡巣料理学校があります。また、シェフだけではなくパティシエを目指す学生、伝統の製パン技術を学びたい学生の専門学校も多くあります。

バレエ

ニュースなどで度々日本人がバレエコンクールで上位に入ったと報道されていますよね?そんな受賞者の多くがバレエ留学で若いうちから海外で世界レベルの技術を学んでいます。フランスはバレエ留学が盛んな国。国立のバレエ学校で本格的に学んだり、語学留学にバレエレッスンを加えたりして私立のバレエ学校で学ぶこともできます。私立であれば、チケット制で数回だけのレッスンを受けることもでき、長期留学できない人にもおススメです。

音楽

フランスには国立高等音楽院 (CNSM, Conservatoire National Supérieur de Musique)、地方音楽院(CRR, Conservatoire à Rayonnement Régional)、県立音楽院(CRD, Conservatoires à Rayonnement Départemental)、そして私立の音楽学校があります。

それぞれで修了資格や受験内容、必要なフランス語力などが異なりますが、どの学校が始まるのも9月から10月にかけてです。しかし、試験時期は異なりますので、受けたい学校についてはしっかりと調べておきましょう。

美術、建築

世界的に有名なルーブル美術館をはじめ、多くの有名美術館、有名作品があり、歴史ある建築物も残るフランスは美術や建築を学ぶのには最適な場所ではないでしょうか。

フランスで美術や建築を専門的に学ぶ場合、文化省管轄の美術学校、もしくは私立の美術専門学校、そして大学に留学し美術、建築学部で学ぶという選択肢があります。

しかし、より専門的なことを深く学びたいのであれば、美術学校か専門学校がいいでしょう。

 

いずれの学校にも受験にはポートフォリオが必要になります。またフランス語力も必要ですので、語学力のない場合にはフランスで語学学校へ通いある程度の力を身に付けることが必要です。

語学力がある程度身についたら、美術学校へ進学する前にPREPAと呼ばれる、美術学校へ入るための準備学校(1年)へ進むこともできます。そこで学びながら本当に自分の学びたい学校を選ぶということも可能です。実際のところ、国立高等学校などは人気が高く、入学するためには高い技術と知識が必要です。留学生に限らず多くの美術学校志願者は、このような専門の準備学校を経て、進学しています。

PREPA入学にもポートフォリオは必要ですが、審査の基準としての提出ではなく進学するための参考として提出します。

モード・ファッション

数多くの世界的有名デザイナー、有名ブランドを輩出しているフランスは、最先端のファッション業界について学べる国です。ファッション留学ではデザイナーを目指すだけでなく、パタンナーやモデリスト、スタイリストにマーチャンダイザー、プレスなど、さまざまな専門職種で働くための知識を学ぶことができます。

 

他にも映像、写真、エステ、メイク・ヘアメイク、ジュエリーなどさまざまな専門分野を学べる学校がありますので、留学エージェントに相談してみるとよいでしょう。

必要なビザを取得しよう!

フランスでは、90日以内の滞在の場合ビザは必要なく入国できます。長期の専門留学の場合には学生ビザが必要になるでしょう。また、ビザについては変更される可能性がありますので、在日フランス大使館のサイトから最新の情報を入手するようにしましょう。

短期滞在ビザ

・トランジット(乗り継ぎ)ビザ
・シェンゲン・ビザ
・フランスの海外領土のビザ

滞在ビザ

・学生ビザ
・就労ビザ
・ビジタービザ
・ワーキングホリデービザ

 

滞在場所はホームステイ?寮?アパルトマン?

最初は留学先の専門学校が紹介してくれるホームステイ先に滞在するか、もしも寮があればそこに滞在するのが安心でしょう。慣れてきてからアパルトマン(フランスでは2部屋以上の物件をアパルトマンと呼びます)に移動することもできますが、必ず安全な地域を選んで部屋を探すようにしましょう。

また、学生寮ではなく、「一般寮」というものもあります。民間経営の宿泊施設で、女子限定、男女一緒などがあります。24時間自由に出入りでき、厳しくはないですが一定の入寮規則があります。さまざまなタイプがありますが、個室で朝食付きのところが多く、共同キッチンで自炊も可能です。

 

他にもステュディオ、レジデンシャルホテル、FIAP(インターナショナル宿泊施設)、一般家庭の部屋を借りるなどさまざまな滞在方法があります。

どれを選択する場合にも、学校までの距離、治安、費用を考えて決めましょう。

フランスの専門留学に必要な費用は

学校や学ぶ分野によって学費は大きく違ってきますが、それ以外の費用は目安として下記のようになります。

 

・1ヶ月の滞在費:約10万円~ (パリなどの中心都市になると高くなります)
・1ヶ月の生活費:約7万円~ (自炊を心掛けると安く抑えられます)
・航空券:往復約8~15万円(シーズンで大きく変動)
・海外保険:約5万円~(滞在日数によって変動)

 

奨学金など、留学の助けになるものも探して利用し、賢く留学しよう。

専門留学後にはどんな進路があるの?

学んだ専門知識は、現地での就職や帰国してからの就職、起業にとても役に立つでしょう。本場で学んだ専門知識や技術だけでなく、フランス語力や英語力もアップし、フランスに滞在し生活した経験は自信にもつながること間違いないでしょう。

フレンチレストランをオープン、自分のジュエリーブランドを展開、世界的なバレエ団、交響楽団などで活躍、ファッション業界で世界中を飛び回り働く、可能性は無限大です。

 

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