中国の大学留学完全ガイド

中国で大学留学

中国の大学留学の特徴は？どんな学校があるの？ビザの種類は？滞在期間ややりたい事によって異なるビザを要確認多額の請求を回避！保険はどうすればいいの？学費や滞在費など、総額でいくらかかるの？大学選びのポイント

中国は日本から近く、文化も似ていることから日本人が留学しやすい国です。最近では中国に進出する企業も増え中国語でビジネスをすることから、今後ますます中国語を話せる需要は増えることでしょう。

しかし、欧米圏と比べると中国へ留学する人はまだまだ多くありません。情報も少なく、中国での留学生活やその後の進路、そもそも何を準備すれば良いのか、分からないことだらけではないでしょうか？

ここでは中国の留学に役立つ情報をまとめてご紹介します！！

中国の大学留学の特徴は？

中国留学を経験している日本人は、まだまだ多くありません。しかし、中国への進出を狙っている企業は多く、中国語の話せる人材の需要は高いです。そのため、中国での留学経験は就職活動をするうえで注目視され、留学経験を活かした就職も比較的しやすいといえます。

また、中国留学は費用も安く、1ヶ月平均30万円ほどでいけます。物価が安いため欧米圏への留学と比べると半分ほど。気候も日本と似ているため過ごしやすいです。

中国の大学留学にはどんな学校があるの？

中国の総合大学および単科大学には、本科という4～5年制の課程と、単科という2～3年制の課程があります。単科課程は｢学院｣と呼ばれることもあり、単科課程だけをおく専科大学の他、短期職業大学、高等専科（専門）（2～3年制）学校などもあります。
大学の本科は一般に4～5年制ですが、医学部及び歯学部は5～6年制で、日本と同じように修士課程（2～3年制）、博士課程（3年制）の他、修士・博士の一貫過程（4年制）などもあります。
（修士・博士課程については、大学以外に中国科学院、中国社会科学院等の研究機関も学位を授与できるようです）

中国の大学留学に必要なビザの種類は？

中国で留学する期間によってビザの種類は異なります。自分の留学する期間に必要なビザを取得するため、早めに必要書類などを集めておきましょう。

・　30日以内の滞在の場合…旅行ビザ（Lビザ）
・　90日以内の滞在の場合…訪問ビザ（90日Fビザ）
・　180日以内の滞在の場合…訪問ビザ（180日Fビザ）
・　181日以上の滞在の場合…留学ビザ（Xビザ）
　（15日以内の滞在についてはビザは必要ありません。）

中国の大学留学に保険は必要？

各大学ごとによって対応が異なっています。大きく分けて3パターンありますが、留学先が指定する保険加入の有無に従うようにしましょう。

●加入義務付けなし
留学生が保険に入っていようと入ってなかろうとOK。
自分で判断して好きにしてくれ、という大学。

●保険への加入義務あり
中国の保険でも自国の保険でもOK。
とにかくどちらかの保険に入っておいてくれ。
保険なしはダメよ、という大学。

●中国の保険への加入義務あり

中国の大学留学の費用は？

「130万～170万」

■出発前にかかる費用
飛行機代（行き分）約30,000円、　飛行機代（帰り分）約30,000円
留学代行費　　　約40,000円
大学への登録費約7,000円
ビザ申請　　　　　 8,000円
海外保険　　　約200,000円
合計 315,000円（保険加入）
合計 115,000円（保険加入なし）

■大学に支払う費用
授業料　　　約330,000円
寮費（二人用約280,000円寮費（一人用）約500,000円
中国国内保険約14,000円
教材費　　　約3000円
合計 627,000円（２人部屋）
合計 847,000円（１人部屋）

■中国国内の申請費用
健康診断費用　約7,000円
居留許可申請　約10,000円
合計 17,000円

■日々の生活でかかる費用
通信費　　約18,000円
食費　　　約226,000円
雑費　　　約100,000円
交際費　　約160,000円
合計 504,000円

■海外保険加入&一人部屋コース
年間約170万円
海外保険未加入&二人部屋コース
年間約130万円

中国の大学選びのポイント

中国の大学は、どこも同じではありません。それぞれの大学に違いがあり、どの大学に留学するかで得られるものが変わります。また、留学生が大学に求めるものも人それぞれ異なります。同じ大学でもある人にとってはベストで、またある人にとってはワーストです。
数ある大学の中から他の誰でもない自分に合う大学はどこなのか、自分にベストな大学を探し出すのが大切です。どれだけ自分に合った大学を探し出せるかで留学の成果が決まります。正しい大学の選び方でもっとも重要なポイントは「大学に求める条件を明確にする」ことです。「サイトで評判がいいから」や、「先輩が行ったから」などの理由で選ばず自分の本当にしたいことを明確化してから自分に合った大学を選ぶことがポイントです。

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