カナダのインターンシップ 【完全ガイド】 メリット・費用・資料

公開:2019-01-18 更新:2019/06/24

カナダのインターンシップ カナダ
カナダで インターンシップ

 

就職時の双方のミスマッチを防ぐため、就職前に職業体験ができる「インターンシップ」。

英語を活かして海外でも経験することができるのをご存じだろうか?日本では基本的に学生が経験するものだが、海外では社会人も経験することができ、海外での就職やスキルアップを考えている方にはとくにおススメ。語学留学+αのプログラムはスキルアップ+英語力アップを可能にしてくれる。 ここでは学生・社会人が参加することができるカナダのインターンシップを詳しくご紹介!  

無給?有給?2種類の働き方

無給のインターンシップ
時給が発生しないので収入は見込めないが、 インターンシップをすることで語学力アップ・スキルアップにつながる。 無給なため、興味がある業界や分野職種に就きやすいく、就業経験を積むことができる。

有給のインターンシップ
時給が発生するので実際に収入が得られる。 募集が多いのはカフェやレストラン、ホテルなど観光やサービスに関連するものが多い。 働きながら語学力アップしたい場合は、実質学費がかからない留学ができる。  

働ける期間はどれくらい?
短期の1~2週間から長期の6ヶ月。

※カナダでは、同一の雇用元では連続6ヶ月勤務までという規定がある。

カナダインターン

働くためのはどのビザが必要?

カナダで働くにはこの3つ!目的によって違うのでしっかり確認!
学生ビザ:3ヶ月以上の修学を目的とした滞在。
 →オンライン申請、費用は575 CA$ドル。週に20時間労働可。
現地の語学学校や大学などに入学する場合は基本的にこのビザ。 働ける時間が決まっている。

ワーキングホリデービザ:12ヶ月間の滞在。
→オンライン申請、費用は450豪ドル。 働ける時間がぐっと多くなるワーキングホリデービザ。
インターンシップ中はフルタイムで働けるのがメリット。  1年以内であれば就労期間に制限はない。

Co-op(コープ)ビザ: 指定の教育期間で就学を終えた生徒が取得することができる就労ビザ  ※語学学校の場合は取得不可

無給インターンシップの場合も同様。就労ビザの部類だが、就学の一環として就労に限る。

学生ビザと必要書類、費用は同じ。

インターンシップに必要な英語力は?

現地で働くには当然、現地の言葉を話せることは当然必要な条件だ。
外国人を受け入れてくれるインターンシップ先の場合、TOEICの点数が400~500点ほどでも見つけられる仕事はある。しかし専門的な仕事はあまり選べない。もし自分の挑戦したい職種があるのであれば、日本にいる間に英語力をアップさせておくとよいだろう。特にこだわりがなくても最低限、コミュニケーションが取れるくらいまで、日本でも準備して行くと安心だ。

とはいえ、すぐにインターンシップ先でスムーズに英語でのコミュニケーションと仕事の両立ができるには、時間もかかるはず。インターンシップ前の3~4ヶ月を語学学校での勉強に充てるプログラムもあるので、そこで英語に慣れるのも一つの手だ。 また、TOEIC600点ほどあれば、比較的多業種に対応できるだろう。
また、語学学校がインターンシップを探す手伝いをしてくれる場合もあり、語学学校で語学力をあげてから、仕事を探すとスムーズにいくこともある。

 

やりたい仕事、自分に合った仕事の見つけ方

インターンシップでの職探しはおもに3つの方法

①エージェントのプログラムから探す 
慣れない場所、そして海外では頼れる留学エージェントに任せるのが安心。手数料がかかるがしっかりとした就労先を探してもらえる。3か月以内の無給インターンシップも探してもらえ、効率よく探せるのが最大のメリット。また、履歴書の作成や面接についても教えてもらえるので、添削やアドバイスが欲しい人にはぴったり。

②語学学校や大学からの紹介から探す
インターンシップ前に通っている学校の掲示板などで探すのも一つの手。教育関連のインターンシップに行きたいなら特におススメだ。 紹介の際は手数料を取る場合があるので確認しよう。


③自分で探す
もちろん自力で企業にコンタクトを取ってインターン先を探すことも可能だ。しかし、時間と労力がかかる上に、労働条件など交渉の場面でしっかり主張できる英語力がないと難しいだろう。
しかし、求人サイトなどで募集企業を探し、自分で交渉できる行動力が評価されることも多い。  

 

【参考となるインターンシップ求人サイト】

GoAbroad.com(カナダ編)

スノーボードのインストラクター、英語教師、日本語教師、接客業(ホスピタリティー)、ビジネスマーケティングなど多様なインターンシッププログラムが留学生に開かれている。

 

インターンシップで得られる報酬

カナダの時給は州により異なるが、時給$11〜15 (900円~1250円 1CA$=82.24円で換算)となっている。※2018年10月の発表。カナダ政府が2019年以降には時給$11 の最も低い州の賃金向上を検討してるため、最低賃金に関しては自分が行く州ごとに常に最新情報のチェックが必要となる。カナダは世界的に見ても時給の高い国のひとつだ。都市部のトロントやバンクーバーなどでは多国籍な都市なので、留学生でも仕事も見つけやすいだろう。

しかし、職種や雇用形態・年齢によっても変動があるため確認が必要。また基本的にはチップの習慣のあるカナダでは、接客をする職種では時給に+αを期待できる。しかし、最低賃金が決められているのにも関わらず、英語力のなさから低い賃金で支払われるケースもあるので、そういった契約に同意しないことが大切。時給がしっかり明記されている職場を探すのも目安になる。  

カナダインターン

ホスピタリティを学ぶにはぴったりのカナダ

カナダは世界中から旅行者が集まる、観光大国。世界中から集まった住民たちに囲まれた多国籍な国家だ。 主要な地域は多くのホテルやカフェ・レストランがあり、日本語教員や企業のオフィス業務以外にも観光にかかわる仕事に就くことができる。盛んな観光産業でホスピタリティを学ぶのには最適な環境なので、将来そういった職種を希望している人には特におススメ。日系企業の受け入れが多く、語学留学+インターンシップのプログラムは近年人気が高くなっている。

カナダでインターンシップができる職種例

・日本語教師アシスタント
・カフェ
・スキー/スノボのインストラクター
・レストランのウェイトレス
・ホテル受付
・ハウスキーピング
・ツアーガイド
・ナースアシスタント
・農場スタッフ  など  

カナダのインターンシップで気をつけること

多国籍国家のカナダでは、インターン先の同僚がフィリピン、韓国、ヨーロッパなどさまざまな国から来た人だ。それぞれに特有のアクセントがあり「最初は英語が聞き取りにくくて困った!」という体験をした人もいる。時間採用された職種によっては、ほとんど人とのコミュニケーションがない一人で作業するものもある。 英語力の向上も目的でインターンシップを行なうのであれば、決める前にしっかりとない威容を確認しよう。 せっかく仕事につけたのに英語を使わないまま過ごすのはもったいない。

 

カナダインターン

 

仕事場だけでなく、ホームステイ先の家族と積極的に話す、シェアハウスメイトとの会話や勤務先でのコミュニケーションを多くとるなど、 自分の環境にあった対策が必須。カナダは世界でも賃金が高い国として知られており、カナダの方言やなまりの無く、比較的きれいで聞き取りやすい英語を生で学びながら働く環境が整っている。 無給のインターンシップであっても、それは観光大国だからこその楽しみ「観光」ができる。 どちらであっても十分に自分のスキルを活かし、楽しみ、英語を学べるカナダ。 「留学」の選択肢に加えてみてはいかかだろうか?

 

 

 

 

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