公開:2019-03-01 更新:2019/06/24
中国はここ数年の経済発展において大成功を納め、今ではアメリカをおさえ世界のトップ国内総生産(GDP)を誇っています。中国は人口も世界最多の13.86億人。日本との時差もたった1時間と、飛行機で3時間弱で到着できる、長期の留学でも家族や友人と連絡が取りやすいですね。
世界トップの中国経済の中で、全世界で通用する中国語を学ぶために語学留学をする人は年々増加しています。中国語は今や英語よりも話している人が多い言語で、世界で活躍したいビジネスマンになるためには必須の言語となっています。アメリカ、オーストラリアやニュージーランドなどの英語圏でも中国語を必須科目とし学習させている高等学校が増えているのも事実です。
発展した近代的な都市部の他にも、温暖な気候と豊かな大自然の中で中国語が学べる地方都市もあります。日本からも直行便が通っている都市は多いので安心です。
ここでは、中国に語学留学するためのお役立ち情報をまとめてご紹介します。
中国語を学ぶ場合は、中国の大学が実施する中国語コースに参加するのが主流。民間の語学学校も近年増えてきているものの、大学付属のコース費の方がはるかに安く参加できるのが現状です。中国の大学では世界中からの留学生に向けた中国語コースを催しています。このコースには正式な語学研修生(漢語進修生)として学生ビザの取得が必要となります。こうした中国語コースは通常1学期が4ヶ月半となっており、入学時期は春学期の(3月)、秋学期(9月)の年2回です。
民間の私立語学学校
一般的に、私立はコースの内容や期間の自由度が高く、短期留学から長期留学、観光留学まで幅広いニーズに対応しています。また、最近では独自の教え方で高く評価を得ている語学学校もでてきています。しかしがながら、中国では大学付属の中国語コースに参加する方が、授業料が安いこともあり主流となっています。
大学の主催する中国語コースに参加する
大学・専門学校附属の語学学校は、提携大学へ進学する英語コースを提供しているため、進学目的の人に適しています。大学のコースは基本的に午前中のみです。朝の8時始業でお昼の12時頃まで、約4時間のうち3コマ〜4コマ程度の授業があります。
・北京大学
・清華大学
・中華人民大学
・上海交通大学
など
滞在先としては、
・外国人用の留学生宿舎
・大学付属の寮
があり、基本的に部屋は2人でシェアします。一人部屋で、バスルームとキッチン、リビングは2人で共有するスタイルが多いです。宿舎は非常に混雑しているため一人部屋に滞在したい場合には、必ずスケジュールに余裕をもって予約をしましょう。
必要なビザは留学期間によって下記のように異なります。必要なビザを早めに調べて準備し、自分はどのビザが必要なのか調べ申請しましょう。
・15日以内 ビザなし
・1ヶ月以内 Lビザ
・3ヶ月以内 Fビザ
・6ヶ月以上 Xビザ
注意事項:ノービザで入国した場合は15日の間滞在が許可されますが、現地での延長申請ができません。そのため、2週間程度の留学でも念のため1ヶ月程度の観光ビザを取得することが主流になっています。
ビザによっては個人での申請も可能ですが、Lビザの取得には中国の学校や友人などからの招待状が必要となるため、必ず旅行会社やビザ取得代行者などの会社を通して取得することをおススメします。
訪問、視察、交流などを目的としたビザ
1ヶ月以上滞在し、留学をしたい人におススメです。一度帰国するとそのVISAで再入国することはできませんが、3ヶ月間中国に滞在を目的としている場合はぴったりでしょう。Fビザの取得には中国の学校や友人などからの招待状が必要となるため、必ず旅行会社やビザ取得代行者など会社を通して取得しましょう。
X-1、X-2、Xビザ(181日以上)いずれも大学先から送られてくる入学関係書類が必要になります。
Xビザは正式な留学ビザなので、Lビザやノービザは一度帰国するとそのビザで中国に戻ることができません。しかし、Xビザで留学中は臨時居留許可の取得が義務付けられています。その臨時居留許可を取得すると、何度でも途中帰国+再入国できます。
3カ月未満の留学の場合、保険への加入は任意です。しかし、住み慣れない場所へ一定の期間渡航することになるので、荷物の盗難にあったり、病気やけがの心配もある。そのため、海外旅行保険に入っておくと安心です。
クレジットカードでカバーされている海外旅行保険で十分だと考える方も、その保険についてどの範囲までどのくらいカバーされるのかを再度確認しておこう。
健康保険でカバーされる内容は病気や怪我などの治療費用、入院費用などだ。費用の内容によっては自己負担もあり、健康保険なため紛失や盗難などもカバーされない。そのような被害のために別で海外旅行保険に加入しておくと安心だ。
留学期間や選択したコースによって費用は変わってくるが、費用の目安としては下記のようになります。
※地域、学校、コースによって大幅に異なります。
滞在費用目安:
1,000円/1日
※大学や学生宿舎の料金により異なるので各自で調査が必要です
たくさんの語学学校や、大学の主催する中国語コースがあり、それぞれに特色があります。授業内容や授業時間、場所、学校の規模など、 国籍割合などが学校を選ぶ際のポイントになるでしょう。
たとえば短期留学なら、小〜中規模でアットホームなクラスを持つ大学が、友達も作りやすくておススメ。長期留学なら、中規模以上のでクラスになりますが、多彩なプログラムが開設されている学校や、校内の設備が充実している学校など、目的にあった条件の学校が必ず見つかります。日本人スタッフが在勤している学校もあるので、中国語に自信のない人はその点も考慮して考えましょう。
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