ワシントンD.C.はアメリカの東部にあるアメリカ合衆国の首都です。正式にはワシントン・コロンビア特別行政区(ワシントンD.C.)で、連邦直轄の特別行政区として、他の州と同等の地位にあります。 有名なスミソニアン博物館、議会議事堂、リンカーン記念堂、FBI本部、そしてホワイトハウスなど、文化的・歴史的価値、また重要な本部の置かれている場所でもあります。 公用語は英語ですが、他にはスペイン語やフランス語が使われています。
日本の仙台くらいの緯度にあるワシントンD.C.はニューヨークと同じように四季はありますが、春と秋がやや短く、夏と冬がその分長くあります。年間を通して雨もよく振りますが、降り続くのではなく、毎日降っても短時間で上がるような天気です。夏は高温多湿なので日本の夏と似ています。冬はとても冷え込み、時には吹雪になることもあるので注意が必要です。
ワシントンD.C.は、重要な政府機関も多く警備がしっかりしていて犯罪は少ないように思われますが、実は犯罪発生率が比較的高い地域です。しかし、犯罪が起こる場所は、あまり観光客は行かないエリアや、人通りの少ない場所。暗い夜道もなるべく避けてください。他の都市でも同じだと思いますが、気を付けた方がいいエリアには近づかないことです。 アメリカの治安・安全に関する詳細は「海外安全.jp」でご確認ください。
ワシントンDCには美術館や資料館、政治関係の施設が多く点在し、アメリカ合衆国の歴史と政治に興味のある人におススメの場所です。国会議事堂と最高裁判所は歩いて数分の距離にあり、平日はどちらも中に入る事ができます。国会議事堂は館内ツアーも無料で参加する事ができます。公式サイトから簡単に予約が取れ、入館も荷物チェックをするだけなので、観光客に人気のスポットです。実際に議会として使用されている施設を訪れられる事が魅力であり、アメリカ政治の仕組みやどのように法律が作られているのか学ぶ事ができます。館内にはレストランもあり一般客も利用可能です。最高裁判所は、ツアーはありませんが現地ボランティアによる館内説明を聞く事ができます。また、館内にある劇場では、最高裁判所の歴史や元裁判官のインタビューを収めた約20分間のフィルムを観ることもできます。ワシントンDCにはその他にも、国立アメリカ・インディアン博物館や国立アメリカ系アフリカ人歴史博物館があります。歩き慣れた靴を履き、一日のプランを事前に立てると効率良く名所を回る事ができます。