オーストリアの首都ウィーンは音楽と芸術の都として知られ、オペラ座やウィーン市庁舎などの芸術的建物も多くあります。また、長い伝統を持つハプスブルク帝国の都。宮廷文化が今も華麗に息づいています。
ウィーンは市街地の北にある丘陵地帯には広大なウィーンの森が広がっており、都市ハイキングコースが多くあるので、街並みだけでなく自然を楽しむこともできます。
ドナウ川の治水工事も行われ、川の中央に造られた中州・ドナウインゼルは、水辺のリゾート地として人気です。
2018年にアメリカのコンサルティング会社マーサーが調査した結果、「世界生活環境調査・都市ランキング」で9年連続「世界で最も生活の質が高い都市」※にも選ばれています。
※米コンサルティング会社マーサーまとめ
・オーストリアで人口第1位の都市。
・歴史的な建造物をたくさん眺める事ができる。
・多数ある美術館や博物館で絵画や貯蔵品を堪能できる。
・オペラ座にて一流のオペラやバレエを楽しめる。
・歌劇場やコンサートホールで最高の音楽を鑑賞できる。
年間を通して過ごしやすい気候と言えますが、夏は非常に暑い日が数日、冬も厳しい寒さの日が数日あります。湿度が低いため日本よりも快適に感じるでしょう。
観光地に多いスリやひったくりなどの盗難被害にあわないよう、身の回りのものは目を離さずにしましょう。また、偽警官が職務質問を装い、財布やパスポートを確認するふりをして盗む事件がたびたび起きているので注意が必要です。 出典: 外務省 海外安全ホームページ
ウィーンは音楽が日常にとけ込んでいる街で、ピアニスト、バイオリニスト、オペラ歌手を目指す学生には人気の街となっています。ウィーンで有名な「ニューイヤーコンサート」は。 楽友協会大ホールで聴くウィーンフィルのニューイヤーコンサートから、華やかなオペラ座での歌劇やバレエ、伝統あるウィーン少年合唱団や、ワルツコンサート、野外音楽イベントまでウィーンでは音楽が日常の生活に溶け込んでいます。
ウィーン少年合唱団
500年以上の歴史を誇る「天使の歌声」と呼ばれているウィーン少年合唱団は、12歳〜14歳100人あまりの少年たちで編成されている。毎日曜日と宗教祝日の9時15分より行われる宮廷礼拝堂ミサに参列しており、彼らの美しい歌声は世界でも賞賛されている。毎年新年に開催される「ニューイヤーコンサート」にも参加しているウィーンの重要なハーモニーの一部である。 宮廷礼拝堂ミサでウィーン少年団員の歌声を鑑賞するには予約(有料)が必要です。
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オーストリアでは必見!世界遺産シェーンブルン宮殿
ユネスコ世界文化産に登録されているマリー・アントワネットやベルサイユの薔薇で有名な、ハプスブルク家の夏の離宮である「シェーンブルン宮殿」外観はバロック様式、内装はロココ様式、部屋の総数は1400室に登り、内公開されているのは40室です。外観の黄褐色は「マリア・テレジア・イエロー」の愛称で有名です。1400室ある部屋の一つ一つで部屋のテーマが違い、内装は中世ヨーロッパ独自の内装で常に来る人を魅了します。中でも最も豪華な広場と言われているのは「大広間 グローセ・ギャラリー」です。当時6才のモーツァルトがピアノを演奏したと言われている「鏡の間」も見どころの一つです。豪勢な広間やホールとは打って変わり、生活部屋を見る事ができるのも非常に興味深いでしょう。世界遺産のシェーンブルン宮殿では、貴族たちの当時の生活スタイル、情緒を感じることができます。オーストリアのウィーンは伝統的で、長い歴史が今でも大切に語り次がれている美しい街です。あなたもウィーンに留学したら、是非ヨーロッパの歴史に触れてみてくださいね。