エストニアの第二都市タルトゥはエストニア最古のタルトゥ大学を始め、博物館なども多くあるアカデミックな都市としても知られています。歴史上、ロシアやスウェーデンなどの近隣の国々からの影響が随所に見られるタルトゥはエストニアの歴史を巡ることができる街と言えます。
夏の時期の平均気温は20℃前後ですが、真夏日には30℃まで上がる暑い日もあります。冬は平均して氷点下まで気温が下がり、非常に寒くなります。日本の春や秋にあたる季節もやや寒く感じるので、観光に適しているのは夏の数ヵ月になります。
1632年、スウェーデン王のグスタフ・アドルフによってタルトゥ大学が設置されました。ヨーロッパの中でも歴史の古いタルトゥ大学は関連する多くの施設があり、タルトゥの街がどのように進んできたのかを見て周ることができます。
タルトゥ大学博物館(University of Tartu, Museum of Natural History)
併設されているタルトゥ大聖堂跡はレンガ造りの趣ある佇まいです。
タルトゥ大学植物園(Botanical Garden of the University of Tartu)
エストニアの植物の他にも世界中の植物を観察することができます。温室もあり、のんびり散歩するには最適です。
1838年に建設された天使の橋と、1919年にロマノフ王朝300年を記念して建設された悪魔の橋。
天使の橋を渡ってから、悪魔の橋を渡ると願い事が叶うという言い伝えがあります。
市庁舎前には1998年に「キスをする学生像」が設置され、タルトゥの中心地となっている広場です。クリスマスマーケットなどのイベントも多く開催される、タルトゥの市民の憩いの場所です。
タルトゥ美術館(傾いた家)
ラエコヤ広場近くにあるこの美術館は、ピサの斜塔の様に傾いています。以前は薬局でしたが、現在は美術館として開放されています。撮影スポットとしても人気です。