北欧スウェーデンの首都であるストックホルムは、スカンジナビア諸国で最も人口が多く、政治や経済、文化活動の中心地となってきました。スウェーデンの南東部に位置し、海や湖に囲まれた「北欧のヴェネチア」とも呼ばれる大変美しい街です。 特に夜景がキレイで、その美しい光景を目にしたいと、連日多くの人が訪れます。 ストックホルムでは、毎年ノーベル賞の授賞晩餐会が市庁舎で行われることで有名です。また、中世の町並みのような景観を持つ旧市街のガムラスタンやルネッサンス様式の王宮などが美しく、特に夜景がきれいで多くの人が訪れる街です
沿岸を流れる暖流の影響で、高緯度のわりには比較的温暖ですが、冬の寒さは厳しいのでしっかりと防寒できる服装で出かけましょう。夏は湿度が低く過ごしやすく、白夜のシーズンを迎え日照時間が長くなります。
ノーベル賞の晩餐会が行われるストックホルム市庁舎。晩餐会が行われる「青の間」を始め、晩餐会後に行われるダンスのホール、市議会義が行われる議会場など、さまざまな部屋があり、また、それぞれ違った趣を見せる内装は、訪れる人々を楽しませてくれます。
ガムラスタン旧市街はストックホルムの中でも一番人気の観光スポットと言えます。日本でも「魔女の宅急便」のモデルとなった地域で、カラフルな建物と石畳のコントラストを楽しみながら、映画の世界に浸ることができます。ストックホルム市庁舎もこのガムラスタンの中心にあり、ここに来ればその他多くの観光スポットも周ることができます。
治安は比較的よく、観光客が事件に巻き込まれることはほとんどありません。しかし、スリや置き引などの被害に合わないよう、持ち物からは目を離さないよう心がけましょう。偽警官が職務質問を装って近づき、財布やパスポートを盗む事件も起きているので安易に渡さないようにしましょう。
出典: 外務省 海外安全ホームページ