サンパウロはブラジルの南部にある大都市です。多くの日系人住むブラジルは、ポルトガルの植民地だった歴史があります。イタリア、ポルトガル、日本やそのほか多くの国からの移民がブラジルへ渡り、コーヒーやサトウキビなどの栽培をしていました。その名残を受け、色々な国の文化が混ざり合う多民族国家となっています。 コーヒー栽培によって世界的な産輸出国となったブラジル。サンパウロは現在、日本企業も多く進出する商工業都市に成長し、ブラジル国内でも経済的に豊かな町です。 見どころとしては、南アメリカで最大規模を誇る教会、サンパウロ・メトロポリターナ大聖堂です。窓のステンドグラスはブラジルの歴史がモチーフになっており彩り鮮やか。ヨーロッパ様式の建築美の中にもブラジルらしさが見つけられます。
年間を通して温暖な気候のサンパウロは、亜熱帯地域に属しています。1日の天気の変化は激しく、1日で四季を感じるような寒暖差があります。夏の日中の暑さは厳しいですが、夕方にかけて過ごしやすくなります。また冬の寒さはさほど厳しくはありません。
サンパウロの治安はよくありません。そのため、昼間であっても一通りの少ない場所や危険と言われている地域には行かないようしっかりと注意しましょう。また、観光客を狙ったスリや置き引きも多く発生しているので、余分なお金や高価なものは身に付けないようにしましょう。 出典: 外務省 海外安全ホームページ