サンタバーバラはカリフォルニア州南部、ロサンゼルスから北西に約120㎞のところにある町。
18世紀後半に、スペインからの移民によって開拓された町なので、赤い瓦屋根で統一されたスペイン様式の建物が多くあり、地名や通りには所々にスペインの名残もあります。恵まれた気候と地形により果実栽培が盛んで、郊外には多くのワイナリーがあります。毎年8月に開催されるオールド・スパニッシュ・フェスタには多くの観光客が集まります。
サンタバーバラでは暖かい気候とビーチを楽しむ以外にも、歴史ある建物や施設を見ながら散策すして楽しむこともできます。他にも、ダウンタウンでのショッピングやカフェ巡りがおススメ。
State Street (ステートストリート)はダウンタウンにあるショッピングストリートです。この道にはさまざまなお店が50以上あり、ローカルな人々と観光客で賑わいます。地元のお土産店やティファニーなどの有名店もあり、お土産や少し高価なものを探しに行く際にはここを訪れるのがよいでしょう。また、おしゃれなカフェやレストランの数も充実していますので、ランチやカフェタイムには、屋外の席で太陽に当たりながらコーヒーを楽しむ人々がたくさんいます。さらにステートストリートでは、ワインや食べ物をテーマにしたイベントなども開催されます。イベントは季節によって異なりますので、事前に調べてから行くことをおススメします。
ステートストリートから徒歩圏内にあるSanta Barbara County Courthouse (サンタバーバラ裁判所)は、1929年に建てられたスペイン建築様式の裁判所。現在も裁判所として使用されており、建物内の芸術的なデザインを一眼見るために多くの観光客が訪れます。サンタバーバラ内は移動しやすく遠出をしなくても、食事・観光・ショッピングを十分に楽しむことができます。
気候は1年を通して温暖。夏の平均気温は24℃前後で、湿度は低く過ごしやすいです。サンタバーバラの北側には、サンタ・イネス山脈があり、山脈にぶつかった海からの湿った風が上昇気流となり、上空で雲となるため他の沿岸地域よりも多くの雨が降ります。
犯罪率は全米で最低レベル。100%安全というわけではありませんが、治安を重視して留学先を探したい場合にはよい街でしょう。 アメリカの治安・安全に関する詳細は「海外安全.jp」でご確認ください。