サラマンカはヨーロッパで三番目、スペインで一番古いサラマンカ大学がある学生の街です。またスペインの中でも、訛りのないきれいなスペイン語が話されているという、カスティージャ・イ・レオン州に位置しています。そのため、スペイン留学の留学先として一番最初に名前があがる都市です。 カテドラルがある旧市街は世界遺産に登録され、また、サラマンカのマヨール広場はスペインで一番美しい広場と言われています。 治安もよく、物価も比較的安く、語学学校もたくさん集まっていますので、留学先としてとても人気があります。ただ、それゆえに留学生の数も多く、日本人の生徒さんの数も比較的多めであるという点は、注意が必要です。
サラマンカは内陸で、標高が比較的高いことから、夏は気温が高く、冬は寒くなります。年間を通して降水量は少ないですが、冬の期間のほうが雨が多くなります。夏は湿度が低いので、日陰に入れば、実際の温度ほど暑さは感じません。冬はそれほど極端に寒くなるわけではありませんが、スペインの暖房器具のことを考えますと、ある程度防寒対策が必要です。
治安はスペインの中でもいいほうですが、やはり日本とは違いますので、外出時の持ち物等には気を配る必要があります。また、学生が多いので、夜、騒いだりするグループがいることもありますので、注意しましょう。
情報提供:インタースペイン
サラマンカは街そのものが世界遺産
1998年に街全体が世界遺産に登録されました。その歴史は息づく街サラマンカの旧市街には
おススメの観光名所が目白押しです。
サラマンカ大学
建学800年を超える、世界で最も歴史のある大学そして、スペイン最古の大学が「サラマンカ大学」です。プラテレスコ様式で建築されたヨーロッパの12~13世を代表する中世大学の1つです。当時から今でもスペインでは「知識欲する者はサラマンカへ行け」と言う教えがあるほどの名門校です。サラマンカは学生の街であるため、夜はバーやマヨール広場で楽しむ学生で賑わっています。
カテドラル
サラマンカ旧市街にある大聖堂です。観光名所としても人気がたかく、日々観光客で賑わっています。14世紀の「ロマネスク様式」と18世紀の「ゴシック様式」の2つの大聖堂が建設されておりサラマンカの「新旧カテドラル」と呼ばれています。時代も様式も異なる2種の建は非常に興味深く、訪れる人々は食い入る様にそのデザインの違いを見比べています。カテドラルの展望台からはサラマンカ旧市街の景色を一望できますので、是非サラマンカへ訪れたらカテドラルも訪問してみてください。
サラマンカのマヨール市場
サラマンカ市民・大学生の憩いの場、街の中心にある「マヨール広場」は常に世界中から集まる観光客と市民で賑わっています。酸化鉄を含む石材で建築された市庁舎があり、その建造物は夕暮れ時に黄金に美しく輝き、サラマンカは古来「黄金の都市」として称されてきました。夜にはライトアップされ、昼間とはまた違った表情を魅せます。周辺のカフェテラスやバルで人の流れを優雅に眺めるのも良い過ごし方の一つでしょう。