Padova / パドヴァの留学情報 【イタリア留学】

パドヴァについて

都市情報パドヴァ

 

ヴェネツィア共和国から 栄える大学都市

パドヴァ市は、人口約21万人のヴェネト州パドヴァ県の県都です。中世期にはヴェネツィア共和国の水運の要として栄え、旧市街には当時の建物が多く残っています。また、ヨーロッパ最古の大学の一つ、パドヴァ大学があり、その発展とともに大学都市として成長しました。   現在も残る大学の講堂では、かつてガリレオ・ガリレイやダンテ、ペトラルカも教鞭を執ったと言われています。また、天文台、美しい解剖学教室など、大学都市ならではの建造物が多く残ります。大学付属の植物園は世界最古と言われ、世界遺産ともなっています。   ヴェネツィアの水の要所であったパドヴァの市壁周辺には、今も当時の水路が残り、美しいヴェネツィア貴族の邸宅を眺めながら、ヴェネツィアまでの水上の旅を楽しむことができます。  

 

Padova

中央の解剖台が良く見えるようになっている

 

Padova  

パドヴァの気候

都市情報パドヴァ

日本と同じように四季があり、夏は暑く、冬は寒いです。
気温が高い時は30℃以上になることもあります。アドリア海がすぐ近くにあるため、海洋の気候にも影響されます。
6月は雨が多く、11~3月中旬までは乾燥に注意が必要です。

 

パドヴァの観光スポットをまわろう

サンタントニオ聖堂 Basilica di S. Antonio

 

13~14世紀にかけて建築された「ロマネスク・ゴシック・ビザンティン」と3つの様式が組み合わされた建築「サンタントニオ聖堂」はバドヴァ市民にとって掛け替えのない巡礼所となっています。半円の天井となっているため屋根からはイスラム寺院の尖塔が想起され、どこか東洋的な雰囲気を感じます。  

 

スクロヴェーニ礼拝堂 Cappella degli Scrovegni

 

 

 

 

ロマネスク=ゴシック様式の小さな教会です。バドヴァでも最も人気な観光名所、訪れる人を魅了し続ける青色のフレスコ壁画は必見です。「スクロヴェー礼拝堂」は1303年に建築され、その当時全盛期にあった「ジョット」の最も優れた作品の一つと言われています。 スクロヴェー礼拝堂の中でも絵画「ユダの接吻」は見所です。この作品は最後の晩餐の翌日にイエスを捕まようとしていた祭司長から「キリストが誰だかわかるように接吻をしろ」と命じられた「裏切り者ユダ」が「イエス」にキスをした場面です。「キリスト」を売った対価として、「ユダ」はこの後銀貨30枚を受け取りました。このユダの接吻のキリストの表情に注目です。人間の欲望、憎しみ、裏切り、あらゆる感情がこの一枚の絵に表現されています。   1日25人と入場制限があるためオンライン予約が必須です。

 

ページの一番上に戻る