スウェーデン第3の都市、マルメ(Malmö)をご紹介します。スウェーデンの南部に位置し、スカンジナビアの中でも大都市に数えられるスウェーデン工業発展の都市。現在ではマルメ大学があることにより多くの学生たちで賑わい、またITなどのテクノロジー系の企業が多くあるため若い技術者が多く住んでいます。そのため、人口の約半分近くが35歳以下の若者の街となっています。また、移民も多く住んでおり、人々が多様な文化を尊重しながら生活しているグローバル街とも言えます。
マルメは日本のような、極端な気温の変化はありません。夏は20℃ほどの気温で、冬は-2℃ほどまで下がります。10月を過ぎると曇りの日が多くなります。6~8月が夏の時期にあたり、観光に訪れるには最も適しています。また、夏の期間は太陽が沈まず、夜まで明るい白夜を体験できます。
オーレスン海峡を渡る、デンマークとスウェーデンを結ぶヨーロッパ最長の橋。2000年に完成した比較的新しい橋です。線路と道路が通っており、デンマークから海峡中間地点の人工島までは海底トンネル、人工島からスウェーデンまでは橋が通っています。デンマークへのアクセスは約20分ほど。
スカンジナビアで最も高いビルとして、2005年に完成した高級マンションです。54階建て193メートル。居住スペースだけではなく、低層階にはオフィスが入居しています。5階分をひとつのブロックとして、ブロックが徐々にねじれていくような構造の珍しいデザイン。建築ファンや現代デザインファン必見の北欧デザインとして知られています。