リマは、ペルーの中央部、太平洋側にある首都の町です。インカ帝国を滅ぼしたスペインによって作られ、町には古代文明の遺跡や文化がのこり、植民地時代の面影を残す旧市街地と海岸付近の新市街地に分けられます。 世界遺産として登録された「アルマス広場」を中心とするリマ歴史地区には、人々の憩いの広場になっています。また、リマ最古のサンフランシスコ寺院・修道院には地下にはカタコンベといわれる地下墓地があり、現在も70,000体もの骨が眠っており、見学も可能です。
海岸地域にあるリマは、砂漠地帯で年間を通しての降雨量はほとんどありません。年間平均気温は20℃ほどですが、夏にあたる12~3月は最高気温が30℃以上になる日もあります。冬(7~9月)の冷え込みは少なく、気温が一桁になることはあまりありませんが、冬にはガルーダと呼ばれる霧が立ち込める雲空の日が頻繁にあります。
リマでは特に観光客が巻き込まれる強盗などの発生件数は多くありませんが、観光客が多く集まるような場所での置き引きには気をつけましょう。また、リマ中心街は治安がよくないと言われていますので特に注意が必要です。 出典: 外務省 海外安全ホームページ