ヘルシンキはフィンランドの首都で最大の都市です。南北に長い国の南東部にあり、フィンランド湾に面した小さな半島にあります。北欧デザインのオシャレなお店が多く、コンパクトな町は散策にもぴったりです。 複雑に入り組み、切り立った海岸線は圧巻。自然の雄大な姿を見せてくれます。また町の中にも自然豊かな公園や緑地があり、癒されます。 歴史的には、ヘルシンキはスウェーデンよって、1550年に対岸都市との貿易の拠点として作られました。その後1812年にロシアの自治大公国だったフィンランドの首都となり、都市として整備されました。19世紀の後半から工業を中心に発展し、現在ではバルト海の中心的な都市となっています。
フィンランドは国土の1/3が北極圏にあります。そのため冬の寒さは厳しいですが、暖流の影響で同じ緯度にある他の国よりは若干穏やかです。 夏は気温が30℃くらいまで上昇しますが、からっとしていて過ごしやすいです。紫外線が強く、日照時間も長いので対策をしておいた方がいいでしょう。9月頃を過ぎると日が短くなりはじめ、11月には雪も降り始めます。冬にはまれにですがマイナス30℃いなることもあるので、充分な防寒対策をしておきましょう。
他のヨーロッパ諸国と比べて治安は良好ですが、空港や駅、ホテルなどで置き引きなどが発生しているので意が必要です。特に夏や冬の観光シーズンには都市部において中・東欧出身者の犯罪組織による窃盗(置き引き・スリ)事案が多数発生しています。