ハノイはベトナムの北東部、デルタ地帯にある首都の町です。商業の町ホーチミンに対して、ハノイは政治と文化の町。しかし近年外資系企業の工場が多くできるなど、経済的にも発展してきています。 かつて昇龍(タンロン)と呼ばれたこの地には、現在4千もの遺跡があり、その中の1千遺跡は国家遺跡と認定され、歴史を感じさせる雰囲気があります。ホーチミン廟やホーチミンの家など、近代史を振り返る歴史的スポットも多く、また小さな飲食店や雑貨店が並ぶ旧市街、水上人形劇も人気です。
ベトナム北部にあるハノイは熱帯モンスーンの気候。夏は蒸し暑く、雨が多いです。また、冬は寒くて、雨が少ないという特徴があります。熱帯地域に位置するハノイは年間を通して紫外線が強く、平均気温は23ºC~24ºCほど。海に近いため湿度も高く、平均湿度は79%くらいです。
近年の経済発展により貧富の格差拡大や地方貧困層の都市部流入とうなどによって、治安は悪化傾向にあります。トラブルに巻き込まれる旅行者が多くなっているので気をつけましょう。特に夜間は路地裏などを歩くのは避けてください。観光地や空港、ホテルやレストランでのスリやひったくりに気を付ける必要があります。 出典: DTACベトナム観光情報局 ベトナム観光総局 外務省 海外安全ホームページ
オールドクオーターと呼ばれるハノイの旧市街は人気観光スポットです。昔この地区は製造と商業の中心地でした。ここでは各通りが特定の種類の製造業や商業に特化していました。現在、オールドクオーターはハノイの歴史に興味のある人々のためのアトラクションとして有名です。また、屋台や小さな雑貨屋などが多数店舗を出しているので、ストリートフードめぐりやお土産を買うにも適しています。旧市街には、寺院、塔、集合住宅など多くの歴史的名所があり、写真を撮ったりローカルな雰囲気を楽しむには最適な場所です。