グアナフアトの美しい街はユネスコにより世界遺産として登録されています。この地域は山々に囲まれており、植民地時代の歴史が残る魅力ある街です。 グアナフアト山の形がカエルに似ていたことからこの都市は、別名「カエルの場所」と呼ばれていました。この地域はバヒオとも呼ばれ、メキシコの中心部とされています。それはこのグアナフアトがスペインからメキシコが独立した発祥の地であるからです。 ドロレスイダルゴやサンミゲルデアジェンデを通る「独立のルート」はメキシコでも必ず見ておくべき重要な場所の1つです。また、グアナフアトの中心部にある歴史的なモニュメント「アルオンディガデグラナディタス」も有名。ここが1810年、スペインに対する初の勝利が実現した土地です。その他にも「グアナフアトの地下」「グアナフアトのサンカエタノ教会」「アロンディガの勝利」「独立のゆりかご」「空の冒険」「グアナフアト大学」などメキシコの文化を根本から知れる見所がたくさん集まっているのがグアナフアトです。
高原地帯にあり、年間を通じてさわやかで過ごしやすい気候です。5月~9月が「雨期」ですが、日本の梅雨のように毎日雨が降り続けることはあまりありません。10月〜2月が「乾期」で、朝晩が冷え込むようになります。上着があると便利です。3月〜5月は「暑期」で、最も暑い時期を迎えます。湿気のないカラッとした暑さなので、日陰に入れば比較的涼しく感じます。一年を通した平均最高気温は28℃、最低気温は12℃と過ごしやすい気温となっています。
グアナフアトは2018年7月26日現在、治安は安定しています。しかし日頃から日常生活において、身の回りに注意するよう心がけましょう。 日本外務省は海外安全に向けたパンフレット・資料を用意しています。海外滞在の際に自分の身は自分で守れるように、安全面の知識を増やすことで用心しましょう。 参考:メキシコ観光局、外務省 海外安全ホームページ