アイルランド最大の都市で首都であるダブリンですが、東京のような大都市ではなく徒歩で歩いて回れるほどコンパクトな町です。リフィ川の河口に開けた町で、ロンドンまでは飛行機で1時間半です。 アイルランドというと、アイリッシュビールが有名ですが、町の中心には歴史あるパブが多くあり、石畳の路地には色鮮やかなヨーロピアン建築の建物が観光客の目を楽しませてくれます。 歴史的には、かつてアイルランドはイギリス領でした。しかし1916年に独立し、2016年には独立100周年を迎えました。
特徴
・全人口の1/3が集中するアイルランド最大の都市
・東京都心と気温差があまりなく、夏は涼しく20度を少し超える程度で、冬は氷点下を下回ることがない
・妖精伝説を信じたくなるような自然豊かな街
・ギネスビール工場がありビール好きにはたまらない
・人当たりがよく、フレンドリーな人が多い
・治安が良い
ダブリンの天気はとても変わりやすく、いきなり雨が降ったりまたすぐに晴れ間が見えたりします。一日にころころと天候が変わるので天気予報はあまり必要ないです。また、3月~4月下旬にかけては、よく「ひょう」が降るので、注意が必要です。
ダブリンはリフィー川を境目として北と南に分かれますが、一般的に、南は安全な地域だとされています。どこの国もそうですが、エリアによって治安の差は出ます。スリや盗難などは頻繁に起こるので、自分の身の回りのものは離さないようにしましょう。
アイリッシュパブ Irish Pub
ダブリンを訪れた際には多くの伝統的「アイリッシュパブ」を見つけると思います。一人でも、友人と一緒でも良いので、是非パブに行ってみてください。アイルランドの人々はとてもフレンドリーで、アイリッシュパブではすぐに多くの友人を作ると思います。パブにいるお客さんもバーテンダーも様々なコミュニティーの人と交流するため、話は耐えませんし、なによりパブ内は常に笑い声で賑わっています。パブで食べる事ができるアイルランドの郷土料理「アイリッシュ風のソーセージ煮込み」やアイルランドのビールは格別です。
アイルランドビール「GUINNESS」
世界150 カ国で飲む事ができるアイルランド産の「ギネスビール」、独自の苦みと香りはビール好きや世界中の人を虜にしています。特に本場のアイリッシュバーで味わうギネスビールは格別です、アイルランドに訪れた際は是非味わって見てください。
トリニティ・カレッジ Trinity College
1592年にエリザベス1世によって創設され創立から400年以上たった現在もなお、アイルランド最高学府として名を持つ総合大学が「トリニティ・カレッジ」です。英国のオックスフォード大学やケンブリッジ大学と並び英語圏最古の7大学のうちの一つであり、トリニティ・カレッジの旧図書館は、映画スターウォーズの「ジェダイ・アーカイヴ」や、映画「ハリーポッター」のロケ地としても使用されています。 トリニティ・カレッジ周辺は学生で賑わうスポーツバル、カフェなどがあり、学生人気の高いおススメバルは ‘The Pavillion Bar’です。 街の中心に位置していますが、落ち着いた雰囲気で、勉強をしたり友人とくつろいだりするのに最適な空間です。是非足を運んでみてください。
「世界で最も美しい図書館」トリニティ・カレッジ旧図書館Library
–ケルズの書 Books of Kells−
8世紀に描かれた新約聖書の写本・装飾本の「ケルズの書」を見る事ができます。ケルズの書の中に描かれたキリスト教の登場人物たちは8世紀に描かれたモノとは思えない程鮮明に保存されています。3ヶ月ことに公開されるページが変わるので別の時期に再び訪問してみるのも良いでしょう。
3月イベント セント・パトリックス・デーSt Patrick’s Day
「セント・パトリックス・デー」毎年3月17日に開催される5世紀にアイルランドにキリスト教を宣教した「聖パトリック」に向けた祝福祭りです。アイルランドで1200年以上以アメリカでは250年以上、その他にもオーストラリア、ニュージーランドなど世界各国で開催され続けている世界の伝統行事の一つです。日本でも1992年に初めての「セント・パトリックス・デーパレード東京」が開催され26年間続いています。3月17日のセント・パトリク・デーには緑色の何かを身につけて外出ましょう。また、St. Patrick’s Dayではビールも緑色になったりするので是非味わってみてください。
■アクセス:日本からはヨーロッパ経由の便が多数就航。ロンドン経由の所用時間は約13時間30分。ダブリン国際空港から車で約30分。