フィリピン一、治安が良い都市 マニラ、セブに次ぐ、フィリピン第3の都市。マニラからは空路で2時間です。フィリピンで最も治安がいい都市とも言われています。戦前から日本とのつながりが深く、日本語を学ぶ大学生も多いです。フィリピンの最高峰アポ山、国鳥フィリピン・イーグル、先住民族文化、ビーチリゾートなど多彩な魅力があります。
一年を通じて暑く、平均気温は31℃ほど。常夏の楽園らしく、いつも暑く湿度の高い気候です。
雨季と乾季に大きく分かれていて、6月ごろが最も雨が降る時期になっています。
ダバオはフィリピンのミンダナオ島にあるマニラに次ぐ大都市です。政治と経済の中心地でありながら自然が豊かな美しい街です。また、バナナの主要な生産地であるフィリピン国内でも、ダバオにある多数のバナナ農園の輸出量は世界トップクラスです。バナナ&ココナッツ農園をツアーで回ることもできます。広大なダバオの自然でバナナがどのように育てられ収穫されているのか実際に見学することがきます。普段何気無くスーパーで購入しているフルーツがどこから来ているのか知ることができるフィリピンならではのツアー。その場で取れたバナナは新鮮で糖度が高くとても美味しいです。
定刻通りの夕方4時半頃に到着しました。宿泊予定先のドライバーが迎えに来てくれていました。 ここで改めてダバオ市について、紹介しておきます。 ダバオ市は、フィリピン南部の政治・経済・文化の中心地。戦前は、麻の栽培などで約2万人もの日本人が暮らす、東南アジア最大の都市でした。 この地域は、昔からモスリムの人々も暮らす地域で、宗教抗争が絶えない地域でもあります。
ダバオはフィリピンの南部に位置しています。(Google mapより)
今回お世話になった宿は、ダバオ市の中心部から北東に5㎞程離れた、CASA MARIAと言う宿。ここは日系人の旦那さんと奥さんがオーナーで、主に年配者の長期滞在の場となっています。客層も日本人がほとんどなので、ハウス内では日本語が使えて細かい情報を得るのには最適な民宿です。食事は朝食のみで、味噌汁付きの完璧な日本食なのが有難い。
滞在先のCASA MARIA
CASA MARIAのエントランス
嬉しい和朝食
部屋はシングルルームを予約。清潔度、環境は素晴らしく、また、宿泊料金も日本に比べると破格でフィリピン価格に感激します。洗濯を含めた日常の世話は、3人のメイドさんがしてくれるので、単身の年配者の滞在にはこの上ない環境です。
きれいな部屋
充分な広さの部屋は快適そのもの
この地域は、日系人会組織の事務所や日本語、日本の文化を教える大学(ミンダナオ国際大学)があり、周辺には多くの日系人、日本人が暮らしています。そのため、メイン通り沿いには、数件の日本食堂や日本の食材が手に入る雑貨屋などが立ち並んでいます。
ダバオにある日本食レストラン
日本の食材や雑貨も買うことができる
今回のメインの場所「ミンダナオ国際大学」
ダバオの町中の紹介 ダバオ市への訪問は2回目。今回は、もっとこの町について知りたいので、1日メイドである女性に案内をお願いしました。町までの交通は、乗り方の勉強を兼ねて地元の公共手段である、トライシクルやジプニを使って移動しました。
庶民の足、ジプニー
相場(※1ペソ=約2.3円 2017年2月) ・トライシクル:1回 10ペソ ・ジプニ:市内 8ペソ ・ガイド:1日 1000~2500ペソ
サンペドロ大聖堂は、スペイン統治下の1847年に建てられた、ダバオ市で最古の教会です。ダバオ市は、他のフィリピンの都市に比べ多くの宗教が存在し、キリスト教をはじめイスラム教、仏教の他にもローカルな宗教など多宗教の人々が生活をしています。そんな中でサンペドロ教会は、カトリック系の教会です。
ダバオ市内のサンペドロ大聖堂
日々多くの人々が訪れ、祈りを捧げています。ロウソクは、日本の線香にあたるもので、中には涙を流している人もちらほら。何か悲しいことがあったのでしょうか?または、懺悔を。
ダバオ市内のサンペドロ大聖堂で祈りを捧げる人々
博物館は、その国や町の歴史、文化を知る上で重要な訪問地です。さらに、地元の方の生活を知る上ではマーケット、デパート(モール)やローカルレストランに行くのがおススメです。ダバオ市は世界の中で最も広い面積を持つ都市であるため、フィリピン第3位の都市といえども(人口200万人)、中心部に集まる人口比率は20%と少なく、マニラ市やセブ市に比べると、のんびりとした感があります。
ダバオ歴史博物館の作品
庶民の台所であるマーケットに、各地域でその規模は違いますが、地元で取れた食材から輸入品の雑貨まで、ところ狭しと並べられています。特にフルーツは豊富で、味も素晴らしく、日本に比べ値段も安くおススメです。また、各商店にはドリアンが並び、多くの観光客が舌鼓を打っていました。
ダバオのマーケット
ダバオでよく見かけたドリアン
地元で獲れた魚が売られている
ダバオ市は大都市なので、日本食をはじめイタリアン、中華、フランス料理と、なんでもありますが、私はもっぱら地元の食堂を利用していました。地元食堂は、新鮮な肉や魚介類を使ったおかずが豊富で、だいたい40~100ペソで食べることができます。
地元の食堂がお気に入り
お総菜屋さんもたくさんある
フィリピン人はショッピングが大好き。ショッピングセンターは、市内に大よそ8か所あり、どれも日本に劣らず、大型店舗です。フィリピン人の買い物好きを簡単に想像できますが、購買意欲は旺盛であっても、一人当たりのGDPは$4,700(日本の1/7)程度となっているので、大型ショッピングセンター8か所は少し過剰気味の感じもします。
ダバオにあるショッピングモールの一つ
ショッピングモール内の様子