「鉄道」「国際空港」「スマートシティー」の建設で フィリピン第2の都市圏へ 首都マニラから車で2時間北上した所、米軍基地跡地にあるクラーク特別経済特区には、国際空港、ホテル、カジノ、免税、国際会議場、ショッピングモール、ゴルフ場などの施設がありアジアから多くのビジネス客が訪れます。 今、このクラーク地域では、①首都マニラとつなぐ高速鉄道、②ワールドクラスの国際空港、③大学、企業、住宅などが集まる次世代の環境配慮型都市のクラーク・グリーン・シティ( 南ターラック州)という3つの新しいプロジェクトが日本政府の支援を受けスタートしています。
そのクラークから車で約1時間の所にあるターラックは、北ルソン島の交通の要所として知られ、また、前大統領のアキノ氏の出身地で有名です。広大なサトウキビ、米、トウモロコシ、マンゴー畑などがあり、国内有数の穀倉地帯として知られています。近年、新しいお店やユニークなレストラン、カフェなども続々オープンしています。
◆ Navigator:井坂浩章 さん フィリピン留学の日系パイオニア語学学校CNE1とIT学校CNE1HighTouchの共同創業者。フィリピンのITベンチャー企業の取締役も。教育を通じたオープンな世界を目指し、フィリピンの田舎町で教育イノベーションに挑戦中!留学経験7カ国、海外旅行25カ国、海外生活11年。大阪府堺市出身。
一年を通じて気温が高いです。雨季と乾季に分かれているので、雨季は湿度がかなり上がりますが、
山からの風を感じることができ、過ごしやすいです。
また、海側や都市部に比べて気温の上がり方は緩やかなため、留学中の滞在先としても人気です。
クラークでは毎年8月にフィリピン国際熱気球フェスティバルが開催されます。このお祭りは1994年に第一回目が開催されました。当時、観光客を呼び現地の経済を向上、地域活性化を目的に企画されました。最初の大会は、10カ国からパイロットが集まり、21機の気球が飛びました。現在は、参加国も増え規模も大きくなり海外からこのイベント参加のためにクラークに滞在する観光客が急激に増えました。たくさんの気球が空を飛ぶ美しい景色を目の当たりにできるおススメのイベントです。このフェスティバルでは、熱気球以外にも曲芸飛行の展覧会、ラジオコントロール航空機、パラグライダー、スカイダイビングなどのアクティビティにも参加することができます。会場には約1,000円で入場できとてもお得ですが、気球試乗体験は約35,000円かかりますので予算は多めにみましょう。ネットからチケットが取れるので、現地に向かう前に予定を立てることができます。