世界遺産グレートバリアリーフへの玄関口 年間を通して暖かく、内陸部には熱帯雨林が広がる
クイーンズランド州の北部に位置する、世界遺産「グレート・バリア・リーフ」の玄関口として有名な都市です。日本から約7時間と、他の都市に比べ最短で到着できるケアンズは、徒歩で回れる程度の広さで小ぢんまりとしています。街にはコロニアル調の雰囲気ある建物や、おしゃれな飲食店も多くあります。
日帰りでダイビングやフィッシングができるのも嬉しいポイントです。 トロピカル・ノース・クイーンズランドと呼ばれ、ひと足のばした内陸部には熱帯雨林が広がっています。オーストラリアで最も湿度の高いエリアで、国内にしか生息しない珍しい動植物を見ることもできます。また、ケアンズとポート・ダグラスを結ぶキャプテン・クック・ハイウェイは、世界で最も美しいドライブコースと言われています。
亜熱帯気候で、日本の様に四季がない代わりに、雨季と乾季があります。
一年を通して大きな寒暖差はありませんが、雨季にあたる夏の間は湿度がかなり高くなります。
冬の時期でも平均16℃程なので、防寒の必要がありません。
クイーンズランド州に北部位置するケアンズは日本の成田空港から最短7時間で渡航することができます。第二言語として日本語を教える小中高が他の州と比べて多く、日本に興味があり、日本文化に親しみを持つ人が多いのも強みのひとつです。日本との時差が1年を通してたったの1時間のみという恵まれた環境も、留学先として理想的です。
オーストラリアのケアンズには、創立わずか20年でオーストラリア国内でも特に熱意のあるオープンな大学のひとつとして発展を遂げ、優秀な学生を育てている「セントラルクイーンズランド大学 Central Queensland University」があります。豊富な専攻科目と柔軟な教育体制で学べ、新しいキャンパスには最新の豪華設備。
2017年のタイムズ ハイアー エデュケーションの世界大学ランキングで「創立50年以内の大学」で上位100にランクインしました。認知症研究、老年学(ヘルシーエイジング)、救急医療、 観光学( 持続可能な観光)などユニークな科目を学べます。経営学、教育学、工学、芸術、保健学、情報科学(IT)、科学などの学部では国際的に認められる学位を取得できます。
海洋学、環境学に強い「ジェームズクック大学 James Cook University」があります。ジェームスクックキャンパスは美しい海と広大な熱帯雨林に囲まれており友人とマリンスポーツを楽しんだり、トレッキング(登山)に向かったりなど、充実した学生ライフをおくれる環境が整っています。
1年を通して比較的暖かく、過ごしやすい。ケアンズは世界からの観光客や移民が集まる多国籍都市なので、人種差別も少ないことから高校生や、初めての留学する人にも安心な都市です。様々な人種の人々と関わることで知識や新しい見解がうまれ、その経験は生涯のキャリアに繋がることでしょう。高校生という脳が若い内からの海外経験はあなたの人生をより豊にします。
ケアンズには、ビジネス、アート、建築、幼児教育、ファッション、美容、健康、観光、スポーツ、車など15の専門分野を学べる「TAFEクイーンズランド」があります。ツーリズムやホスピタリティーを学びたい人に最適 世界最古の熱帯雨林「キュランダ」、珊瑚礁の島「グレート・バリアリーフ」があるので、観光向けの求人も多いです。ケアンズの専門学校では、将来の就職やキャリアに向けても国際的に認められる資格を得ることができます。
ケアンズでは夏休みや春休みの短期間での親子留学、ボランティア留学、 オペアなどもでき、フルーツピッキングなどの農場や旅行関係ののアルバイト/ボランティアの求人が多い。自分に合った留学スタイルを見つけて、ケアンズに留学に行きましょう!
世界遺産 グレート・バリアリーフ Great Barrier Reef
ケアンズの魅力と言えば、世界遺産の「グレート・バリアリーフ」です。世界最大級のサンゴ礁群であり、3000サンゴ礁、600の陸島、300のサンゴ礁の小島から成り立っています。搭乗中の飛行機上空でも「ただいまグレート・バリアリーフ上空を通過しています。」と機長が伝えるほどで、その美しさは世界でも認められています。グレート・バリアリーフでのアクティビティは様々で、クールズツアー、シュノーケリング、ダイビングなど選択しは幅広いです。他にもシーニックフライトとよばれる、グレート・バリアリーフの絶景を上空から楽しむことができるアクティビティもおススメです。
デインツリー国立公園 Daintree National Park
ケアンズの2つ目の世界遺産である「デインツリー国立公園」では世界クラスの熱帯雨林とオーストラリア先住民族のアボリジニの文化を身近に触れることができます。国立公園では実際にアボリジニ人がどのような歴史を辿ってきたのか実演的に話を聞く事ができます。アボリジニの伝統的な狩猟方法や食物採取法を学んだりできます。実際に石槍を使って新鮮な魚をキャッチしたり、アボリジニアートの意味をたどったり、アボリジニの成人式であるウォーク・アバウトなどを見学したり、この「デインツリー国立公園」では、自然界で生き抜いてきたアボリジニの文化や生活習慣を自分のものにすることができます。 毎年8月に開催されるケアンズ・インディジナス・アートフェアは美しいアボリジニ文化の祭典、隔年で行われるローラ・アボリジナル・ダンス・フェスティバルも必見です。
■ 緊急連絡先 在ケアンズ出張駐在官事務所 :+61-(0)7-4051-5177
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