バンコクはタイの首都であり、経済・政治の中心地です。未来的な高層ビルが建ち、電車も通っています。しかし、街中には屋台や小さなお店多く出店し、大量のバイクと人々で街が賑わいます。タイの食事は香草や野菜をふんだんに使った料理が多く、地元の屋台に行けば食事代も安く収めることができます。そしてバンコクで有名なのがナイトマーケットです。中でも、現地の若者達に人気のスポットがRot Fai Market で、出店している屋台の多さとレトロな雰囲気がここの魅力です。化粧品や衣類を扱っているお店も多く、その場で食べられるタイのスイーツやタイ料理のお店があります。
また、バンコクを訪れたら現地の寺院を是非訪れてみてください。シティー内にはいくつも寺院がありますが、中でもおススメはWat Arun (ワットアルン) です。ここは、タイの美しい文化と歴史の深さを寺院の建物を通して知ることができます。ヒンドゥー教の女神アルナ(Aruna)を讃えるために建てられたこの寺院は、白い建物に緑や赤の色味が加えられ、花の絵が散りばめられている美しい建物です。ワットアルンまでのアクセスはボートしかありませんが毎日頻繁に出ているので日が暮れる前なら何時でも訪れることができます。
バンコクは世界で最も暑い都市と自負することもあり、日中の気温は年間を通して、30℃を超えることが多いです。熱帯モンスーン気候の影響により、主に 3 ~ 6 月が「暑期」、7 ~ 10 月が「雨期」、11 ~ 2 月は「乾期」の3つに区分されています。 南西モンスーンの影響で「雨期上旬」の5 ~ 10 月にかけて曇り空が続くことがありますが、タイの人々にとってこの次期の曇り・雨天候は暑い気温から逃れる休息の次期と言えます。
タクシーや三輪タクシー(トゥクトゥク)等の運転手を含め、見知らぬ人物から声を掛けられたときや、安易に話に乗ったことがきっかけでさまざまな犯罪被害に遭うことが増えています。バンコクでの滞在は十分に注意が必要とされていますので、不審な人物に遭遇し、危険な状況に巻き込まれそうな場合には、すぐさまその場から離れるようにしましょう。 特にマーケットの近くには現地の人だけではなく外国からの観光客も多いので、手荷物や貴重品はしっかり管理してください。
出典: タイ国政府観光庁 在東京タイ王国大使館 外務省 海外安全ホームページ