公開:2017-08-23 更新:2018/12/05
バンクーバーを離れて、ブリティッシュコロンビア州の隣の州であるアルバータ州のバンフを目指します。
バンフはカナダのアルバータ州に属している街で、バンフ国立公園内にあり、カナディアン・ロッキー山脈の中心地であります。また、このバンフ国立公園はカナダの最初に設立された国立公園であり、世界遺産に登録されています。このバンフ国立公園には、ロッキー山脈の山々、ターコイズブルーに輝く氷河湖、野生動物、オーロラなど世界でも指折りの絶景を観ることができる場所で、観光、ハイキング、サイクリング、スキー、ゴルフ、キャンプなどを楽しむために毎年たくさんの観光客が訪れます。
行き方ですが、大きく分けて飛行機、鉄道、バスの3つの方法で行けます。飛行機の場合は、カルガリー空港へ飛び、そこからバスに乗っての移動。鉄道の場合は、VIA鉄道を利用してジャスパー駅に向かい、そこからバスに乗っての移動。バスの場合はバンクーバーからグレイハウンドで直接バンフまで行くことができます。一番安価の方法がバンクーバーから直接バスを利用する方法で、片道CAD$60。日によって値段が変わるのでウェブサイトで事前に予約するのがおススメです。バンクーバーのパシフィックセントラルステーション (The Pacific Central Station)から約13時間バスに揺られて移動します。夜出発にして、朝到着にするのがベターですね。
早朝にバンフに到着。街を散策します。
山脈の麓にある小さな町というイメージです。山と緑に囲まれてとっても静かで心が落ち着きます。一番驚いたのはこの街のTAX・消費税です。カナダの他の州では消費税がだいたい12%~15%が一般的なのですが、ここバンフでは5%なのです。カナダでは消費税に相当する税金として、連邦政府の物品サービス税GST(Goods and Services Tax)と、州ごとによる税金PST(Provincial Sales Tax)の2種類の税が徴収される仕組みで、GSTはカナダ全土で一律5%の税率。PSTは州ごとに税率・免除される商品が異なります。このバンフがあるアルバータ州においてはこのPSTが0%なんです。理由は、石油が採れるかららしいですよ。それと原発の原料となるウランも採れるらしいです。天然資源の宝庫なんですね、ここは。
続いて、街を出て車でドライブです。
さすがロッキー山脈!キャッスルマウンテン含め、何とも言えない素晴らしい景色が続きます。途中で現れたこの橋ですが、これは人間のための橋ではなく、動物のための橋らしいです。大自然の中に人間が造った道路を通すだけで、大自然が破壊され動物たちの生活を害してしまうらしいのです。そのために、道路を通しても動物たちが大自然の中を行き交いできるようにこのような橋を設けているとのことです。さすが国立公園ですね~!
さて、お目当てのレイク・ルイーズです。
氷河から解け出た水に含まれる岩粉によって独特なエメラルド色を放っているらしいです。名前の由来は、ヴィクトリア女王の4女でありカナダ総督ジョン・キャンベル夫人であったルイーズ・キャロライン・アルバータに由来しているらしく、アルバータ州の名前も彼女に由来しているとのことです。この湖に映る山々が何とも言えず綺麗です。
続いて、コロンビア大氷原です。
雪上車に乗って氷河の上を登っていきます。この雪上車ですが世界に数台しかない雪上専用の車らしいです。そして、この氷河ですが一番深いところで約300mあるそうです。つまり東京タワーの高さくらいの深さがこの氷河の厚さらしく、氷河の歴史を感じさせられます。今でも氷河の割れ目が至るところにあるらしいので、その割れ目に落ちたら命の保証はないらしく、歩けるところは限られています。こんなところに立っているだけでも奇跡的な話ですね。
山脈に戻りまして、今度はペイトー・レイク。
1890年から1943年に亡くなるまでこの地に身をおいた公園の管理人の名にちなみ名づけられた湖らしいです。アイスフィールドパークウェイから眺める湖のなかで最も美しいといわれ、岸辺の東側が星型になっているので「星の湖」とも呼ばれています。このターコイズブルーの色は、氷河が削り出した微細な粒子に太陽光が当たることによって散乱する現象らしく、とっても綺麗な色を放っています。
そして、最後にボウ・レイク。
ペイトー・レイク同様、ターコイズブルー色を放っている氷河湖です。季節によって光の当たり方が変わるらしく、それにより放つ色合いも変わってくるみたいです。いずれにしても本当に綺麗ですね。 っと言うことで、ロッキー山脈の大自然を満喫!バンクーバーからちょっと遠いですが、やはり死ぬまでに一度は観てみたい景色の1つではないかと思います。
では、次はカナダを離れてアメリカに再度戻ります。西海岸シアトルへ。
この記事を書いた人
大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。 |
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