公開:2017-06-28 更新:2018/12/05
ケベック・シティーから戻り、今度はモントリオールです。ちなみにモントリオールでの宿泊先はAirBNBを使って、民家にステイしていました。地下鉄のグリーンラインのモンク(Monk)駅から徒歩10分くらいのところで、住宅街にある一軒家の一部屋です。中国系カナディアンのお宅でした。価格はCAD$30くらい。さすがカナダに入ると一泊の料金が安いです。
モントリオールは、カナダ・ケベック州の最大の都市で、カナダ国内ではトロントに次ぐ第二の都市になります。セントローレンス川沿いに位置し、アメリカ合衆国との国境やカナダ・オンタリオ州との州境に近い都市です。モントリオール大都市圏の住民の7割弱がフランス語を第一言語としており、フランス文化を感じられる雰囲気、美食の街、石造りの住宅街、数多くの教会、パリのメトロに似たゴムタイヤの地下鉄、石畳のヨーロッパ調の旧市街街並みなどから「北米のパリ」と呼ばれています。1967年にモントリオール万国博覧会、1976年にモントリオールオリンピックが開催された場所としても有名です。 まずは、旧市街・旧港へ。地下鉄を使って移動します。
ステイ先から約1時間くらい。オレンジラインのアルム広場(Place-d’Armes)駅で降りるとすぐに旧市街に入ります。
旧市街の3大広場の1つ、アルム広場。モントリオール旧市街の中心地で、由緒ある建物がたくさん並んでいます。そのアルム広場の目の前にあるのが、ノートルダム・ド・モントリオール大聖堂(Basilique Notre-Dame de Montreal)。モントリオールで一番の観光地です。本当に北米とは思えない景色です。ヨーロッパそのものですね。 そのまま旧市街を抜けると、旧港が見えてきます。
川沿いの公園は市民の散歩コースにもなっているようで、ご家族でランチを楽しむ方や、ウォーキングを楽しむ方がたくさんいました。セントローレンス川に浮かぶサンテレーヌ島もよく見えるので気持ちの良い場所です。またここから、サンテレーヌ島へ行く渡船的なフェリーや、クルーズ船も出ているようですよ。
そのサンテレーヌ島にも地下鉄で行ってみます。イエローラインのジャン・ドラピュー(Jean-Drapeau)駅で下車です。島の中にはジャンドラボー公園があり、プール、サイクリング、散歩、遊園地、博物館とレジャー施設が整っている、いわば島全体がレジャーランドみたいなところです。ちょうどこの島に伺った際にも何かイベントを行っていました。 そして、そのサンテレーヌ島の先にはノートルダム島があり、ここがF1のサーキットである「ジル・ヴィルヌーヴ・サーキット」になっているんです。
このノートルダム島は、1967年の万博の会場となった人工島で、その後は公園として利用されています。1976年のオリンピックではボート競技の会場にもなったそうです。現在はレースウィーク以外、一般市民に開放されています。1978年からF1カナダグランプリの開催地となり毎年開催されているみたいです。サーキットが建設された当初は「サーキット・イル・ノートルダム」と呼ばれていたみたいですが、1982年に地元ケベック出身のジル・ヴィルヌーヴがベルギーグランプリで事故死したために、その名を冠にするため、サーキットの名前にその名が付いたとのことです。スタートライン上には“Salut Gilles”(やあ、ジル)とペイントされているんですね。もちろん、伺った日も一般に開放されており、実際のサーキットの上に立つことができました。感動的です!なかなか実際のサーキットの上に立てることってないですからね。ちなみにこのサーキットまではサンテレーヌ島から無料のバスが出ています。最初歩いて向かおうかと思ったのですが、スタッフの方に聞いたら無料バスが出てるとのことでした。1時間ごとにバスが出ているようです。
そして、もうひとつモントリオールで欠かせない場所がモン・ロワイヤル公園(Parc du Mont-Royal)です。
ダウンタウンの西にある標高232mの小高い丘で、モン・ロワイヤルのほぼ全域に広がる公園です。ニューヨークのセントラル・パークを手掛けた造園建築家によって設計されたものらしいです。丘の頂上にある石造りの小さな建物の裏側にある展望台から、ダウンタウンを一望できます。行きは実際に歩いて行ってみようと思い、オレンジラインのアルム広場(Place-d’Armes)駅からパルク通りをゆっくり歩いて、途中で山道を登って行ったのですが、思った以上に長い距離で、しかも途中で道がわからなくなり同じ目的であろう人の後ろをついて行って、ようやく展望台に到着。夕方17:00くらいから歩き始めて、なんだかんだで18:40に到着。合計1時間40分くらいかかりました。さすがに疲れましたが、この景色を見たら疲れは吹っ飛びました。素晴らしい景色でしたね。夕方の景色でしたが、これが夜景だったらもっと綺麗だろうなぁっと思いました。さすがに夜歩くのは難しそうではありますが。。。もちろん、帰りはバスで下山したことは言うまでもありません。
とまだまだ観光スポットはあるみたいでしたが、ここらでモントリオールは切り上げて、次はオタワに向かいます。
この記事を書いた人
大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。 |
高校留学
2,142,000円(1学年、10カ月 1カナダドル=85円で計算した例)~
高校留学
1,802,000円(1学年、10カ月 1カナダドル=85円で計算した例)~
高校留学
1,797,600円(1学年、10カ月 1カナダドル=80円で計算した例)~
高校留学
61万円~