公開:2017-06-21 更新:2018/12/05
モントリオールに着いてフレンチカナダの始まりです。カナダの公用語はアメリカと少し違って英語とフランス語です。しかもそのカナダの中でもカナダ東部にあるケベック州では、唯一日常的にフランス語が話されているのです。どちらかと言うと、フランス語が第一言語で英語が第二言語というイメージですかね。ですので、道路標識やお店、地下鉄の駅など全てがフランス語で書かれています。これがフレンチカナダと呼ばれている所以ですね。そのフレンチカナダのまずはケベック・シティーに行ってみます。
まず行き方ですが、空路、鉄道などありますが、モントリオールからであればバスを利用するのが最適だと思います。「オルレアン・エクスプレス」というバス会社です。チケットはウェブで事前に予約受付しているみたいで、実際にサイトを覗いたのですがなぜかサイトが運用されていなかったので、バスターミナルに直接行って当日券を購入しました。
モントリオールのバスターミナル「La gare d’autocars centrale」へは、地下鉄のBerri-UQAM駅からRue Berriという通りを歩いて5分以内です。ちなみにケベック・シティーへはモントリオールから日帰りで行けます。チケット代は往復で購入してCAD$90。当日券だとちょっと高いみたいですが往復の方が若干のディスカウントがあるみたいです。このモントリオールのバスターミナルから約3時間でケベック・シティーに到着します。
さて、ケベック・シティーはカナダケベック州にある州都で、セントローレンス川が、ダイアモンド岬と、対岸のレヴィに接近した地点で狭まっていることから、先住民アルゴンキン族の言葉で「川が狭くなっているところ」を意味する「ケベック」という名前になったそうです。市内の旧市街は城郭都市となっていて、1985年に世界遺産に登録されました。北米内で最も古い歴史を持つ都市のひとつです。
ケベック・シティー旧市街を歩いていきます。ほんと歩いているとまるでヨーロッパです。街全体が世界遺産の旧市街は、街歩きをしているだけで十分楽しめると思います。
一応、メインの観光スポットは、ロウワータウンにある壁画。ケベックの生活や歴史が、四季とともに描かれています。 旧市街中心のロワイヤル広場にあるノートルダム大聖堂。17世紀に建立された後、改築を繰り返して現在の姿になったのは1925年だそうです。
首折り階段。城壁に囲まれた崖の上のアッパータウンと、植民地時代の古い建物が立ち並ぶ、ロウアータウンを結ぶ階段です。上から下を見下ろす景色が最高です。 テラスデュフラン。プラスダルムからセントローレンス川沿いに続く板張りの散歩道です。セントローレンス川の眺めが最高です。 フェアモント・ル・シャトー・フロントナック。ケベック・シティーの景色となっている高級ホテルです。この建物はあまりにも有名でカナダを代表するホテルのひとつです。
それと、ケベック郷土料理を楽しめる店ということで「Aux Anciants Canadians(オ・ザンシャン・カナディアン)」にてランチ。ケベック最古のお屋敷を改造したレストランらしく、フェアモント・ル・シャトー・フロンテナックホテルから徒歩2分くらいのところにあります。
ここのケベックミートパイが有名らしくてオーダー。これ、美味しかったです。ワインと一緒に頂くと良いと思います。それと、ここはランチタイムが12時~18時なので、ランチコースをオーダーするのがお得だと思います。ワンドリンク(アルコール含む)が含まれてCAD$20です!結構観光客の方には有名なお店みたいですので、早めに行く方が良いと思います。
と言うことで、街をぐるっとゆっくり散策して、充分フレンチカナダを堪能。夕方にケベック・シティーを離れます。 ケベック・シティーのバスターミナルは、ケベック・パレ駅(Gare du Palais)で、鉄道であるVIAの駅と併設されています。旧市街から徒歩5分くらいですね。バスは一時間に一本のペースで出ていて、一度予約しても他の便の空席があれば時間変更も可能でした。行きに帰りの便も予約だけしておいて、後で便の変更を検討しても良いですね。
では、一路モントリオールへ向けて出発です。約3時間再びバスに揺られて戻ります。モントリオールから片道3時間ですが日帰りで来れるので、ここは是非立ち寄って欲しい場所のひとつですね。フレンチの文化を感じれる素敵な場所です!
この記事を書いた人
大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。 |
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