中国のファストフード事情

公開:2013-04-01 更新:2018/07/10

気軽に食べられるのが便利なファストフード。
値段は控えめながら、ボリュームもあって海外生活の頼もしい味方!
ここでは、各地で人気のお店をご紹介します。

 


今回は中国編。

 


揚げパン+お粥など、朝のセットがたったの5元!


北京でファストフードといえば、まずは、中国国内に154店舗(北京40店舗)を展開する「永和大王」だろう。
1995年創業時は、豆漿(dou jiang:豆乳)と油条(you tiao:中国風揚げパン)専門の小さな店だったとか。

 

今、そのほとんどの店舗が朝6時30分から(もしくは24時間)営業で、豆漿や油条、ピータン豆腐粥など、「中国の定番朝ごはん」メニューを提供している。
うれしいのが、5元(約70円)というセット価格。
朝はもちろん行列だ。

 

また、宮保鶏丁飯、小龍包、紅焼牛肉面のような定番メニューが約70種(セットは除く)もそろっている。

そしてもうひとつ、メジャーなのは、「真功夫」。
1994年創業で、2009年7月31日現在、中国国内に322店舗(北京8店舗)を持つ。
ここは「香汁排骨飯セット」(24.5元/約343円)など、おかず+ゴハン+スープかドリンク+つけ合わせというセットメニューに定評がある。

 

「高級料理店に行けばもっとおいしいものはあるが、これはこれでおいしい」。というのが正直な感想。両店舗ともに、意外と使える。

 



数種の粥はもちろん、ライスバーガーやどんぶりものも豊富。
番号札を持ってイスに座っていれば、約5分で料理が運ばれてくる


 



「永和大王」の油条と塩入り豆乳セット5元(約70円)。
油条を粥につけながらいただく


 



「永和大王」。
平日朝9時30分の行列の様子。
テイクアウトの人も多い


 



「真功夫」。
ん?ブルース・リーに似ている??がっつり食べたいときは、「真功夫」が便利


 

あの国でこれがやりたい!vol.41掲載/2009年10月発売
Miwako Katada

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