編集部の天野です。
バンコク2日目の今日は午前と午後で仕事のアポイントメント。
朝一で向かったのは、Sukhumvit(スクムウィット)というビジネス街にある、タイでTOEICテストを運営している会社”CPA Thailand”へ。
TOIECは日本や韓国の2カ国で重宝されていて、他の国ではあまり使われていないというイメージでしたが、タイでもTOEICを重要視する企業や学校が増えているらしい。
理由を聞いてみると、日本や韓国の企業が多くタイに進出していて、彼らが入社基準や昇進にTOEICを使っていることも多いため、その影響で今ではタイの多くの企業もTOEICを使っているらしい。
そしてそれに対応するために大学などの高等教育機関でもTOEICを導入しているところが増えているという。
しかしタイの人たちは日本人よりも英語力が高い。日本人のTOEICの平均は500点弱らしいがタイ人の平均は600点以上と100点以上の差がある。
タイでは近年、小学校1年生から英語を学び始め、さらに英語ができないとよい会社に就職ができないということで多くの子供達が英語に力を入れているのだそう。それだけ聞いていると日本と大きく変わらないように思うのだが、実際に私とのミーティングも全て英語で行われているのだが、聞いてみると打ち合わせに参加していた3人の方全員が留学経験なくタイ国内で英語を学んだだけなのだが十分に英語で仕事ができるレベルになっている!!?
日本の教育と何がそんなに違うのかが気になる…。
タイではなるべくタイ人じゃない人に英語を教わろうということで、学校に最低でも1人以上は外国人教師を設置するようにしているらしい。
その中でも特に多いのはフィリピン人の先生だという。
日本でもフィリピン留学やフィリピン人の先生とのオンライン英語が流行っているが、日本の教育現場でももっと多くのフィリピン人の先生が教壇に立つ日も遠くないのかもしれない。
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