公開:2016-11-29 更新:2019/02/08
今日も生きて帰ってきました。 今日が乗り越えられたのだから、このあと、どんなミッションが出ても恐くない、っていうくらいのチャレンジな一日でした。
wi-fiがなかなかつながらない状況で、ギリギリまで訪問する学校とアポイントを調整していたのですが、直前に、今日訪ねる学校や時間、待ち合わせ場所が決まり、しかも通訳なし。 電車の乗り方は昨日学習して、もう大丈夫!と自信があったのですが、待ち合わせ場所にたどりつけるかどうかが不安。とにかく最初の待ち合わせをクリアせねばと、地図をプリントすることはできないので、手書きで地図を書き写し、担当者の電話番号をメモし、あとは野となれ山となれです。
昨日、道に迷って30分も遅刻したので今日は1時間も早めに出かけました。 駅に行くと、informationのところに、大きなサイネージがあり、直近の電車の行き先、途中駅、プラットホームの番号、あと何分で出るかがすべて掲示されているので本当にわかりやすい。どうやら目的地paramatta行きの急行みたいなのがあるみたい。それに乗ることにします。
7番線から電車にのり、空いた席に座りました。隣には人の良さそうなおばあちゃんが。私は日本にいるときも、新幹線とか飛行機で隣り合わせた人にすぐ話しかけてしまうのですが(相手がフレンドリーそうな場合に限りますが)、このおばあちゃんにも話しかけてみました。日本からきたんだよ~とか、昨日までメルボルンにいたんだ~とか程度の会話ならなんとか。。このおばあちゃん、「また地震があったんでしょう」とか「桜や富士山がきれいよね」とか「相撲レスラーは大きいよね」とか日本のことをよく知っていました。 さて、楽しくおしゃべりしてParamattaに到着。そこそこ大きな駅なので、出口を間違えるとアウトです。手書きの地図を見て、通り名を確認しこっちだろうと思う出口に出たら、果たしてそこに、地図どおりの通りや建物があり、目的地を確認。でも1時間も時間があるので再び駅地下におり、地下街をしばし散策。いくつかのカフェがあり、出勤前に一杯飲む人たちでにぎわっています。 待ち合わせの15分前になり、再び地上に出て待ち合わせ場所に。
この待ち合わせ場所というのがFitzwilliam St.1-3 とよくわからなくて、建物名ではないし、どう考えても番地だよね、、それともこの番地にある建物のロビーにいればいいのかな、、と不安。常識的に考えて、ロビーであろうと、その番地付近にある建物の中で待っていました。が、時間になってもTimとかいう待ち合わせ相手が来ない。。メモってきた番号に電話をすると、「同僚が迎えにいっている。電話をさせるから」と。で、電話がかかってきて「どこにいるの?電話をかけている人はいっぱいいるから、君がどのひとかわからない」と。目の前のサングラスの人がそうかもと思い「カメラを下げてて青いバックパックを背負っているんだけど」とわかりやすい目印を言ったが反応しないので違うのか、と思ったら、「Oh you!?」みたいな感じで指を指され、、反応遅いわっ…。
とにかく、最初の難関をクリアし、Timの車でWestern Sydney InstituteというTAFEの、paramattaキャンパスへ。
Western Sydney のTAFE 、Parramattaキャンパスは一番施設が新しいらしい。Parramattaキャンパスは緑がテーマカラーのよう。
そこで勉強している日本人を30分ほど取材して校内をざっと案内してもらい、次はまた車でWesatern Sydney Universityへ。
次に訪ねたのはWestern Sydney University 短期の留学プログラムも充実しています。
ちょうど試験が終わった時期で学生の取材はできなかったのですが、ジュリエットという香港ルーツの人が学校内を案内してくれました。校舎はほぼすべてれんが造りで新しく、キャンパスは緑がいっぱいで、ものすごくいい環境でした。1800年代からあった古い工場をリノベーションして校舎にしているのがとてもオシャレ。
Western Sydney University は、こんなふうに、古いレンガの建物をリノーベションして 使っているところが多く、オシャレです。
さて、半日、ローカルなスタッフたちから英語のシャワーを浴びせられ、疲労困憊。今日はもうこれで終わりでいいよね、と駅までいくシャトルバスに乗り込んだら電話が…。今回の取材のコーディネートをしてくれているYoshiさんからで、「2時半からのWSUのアポ、とれたんだけど行けるよね、メールも送っているけど」と。wi-fiがだめなのでそのメールは見ていないかも。「paramatta駅から2駅くらいセントラルにもどってそこで乗り換えてMeadowbankという駅で降りて、担当者に電話して」とのこと。えー、どこやねんそれ、、地図を送ったというけどwi-fiがつながらないから見られないし…。心細い、でも行くしかない。
Meadowbankは路線地図を見るとすぐにわかりました。paramatta駅に着いて、目的の電車を目指しますが、小さな駅なので同じホームからいろいろな路線の電車が出ています。サイネージもセントラル駅のとちょっと違ってどう見たらいいかわからない。。でも、ホームの番号は合っているしこの電車でいいはず、と、目の前に来た電車に乗り込みました。が、ちょっとだけ不安だったので、近くの人に「この電車、Strathfieldに行きます?」「×××(よく聞き取れない)」「この電車じゃないってこと?」「Yes」。やっばーい! 慌てて電車を降りました。間一髪。
乗り換えも無事クリアし、ようやくMeadoubankに着きました。小さな駅だけど出口が2つある。どっちに出たらいいのだろう…。さっき聞いた電話番号に電話をして、どっちに出ればいいの?と聞くと、「TAFEは大きいから駅から見える。間違うはずない」と。確かに、それっぽい建物があるのでそっち側におりました。が、どの建物に行けばいいのかわからない。。また電話をしたら「P」という建物を訪ねよと。あちこちにサインがあるからそれを見てきたら「間違うはずがない」と。「間違うはずがない」って、地図が読めない私には全然当てはまらないのだが。キャンパス内は、アップダウンが激しく、よけいに道がわかりにくい。
Western Sydney のTAFEのMedowbankキャンパス。校舎はだいぶ古い感じ。斜面を利用して 作られたキャンパスでアップダウンが多く歩くだけでちょっとしたエクササイズに。 自然がいっぱいです。
でも、なんとかPにたどり着き、Raaziyaさんに会えました。このあと、Raaziyaさんがキャンパスツアーをしてくれたのですが「このキャンパスはわかりにくくて、私もよく迷うんだよね~」と。さっき、「わかりやすいから間違うはずがない」って言ってたやん…。 まあ、それはいいとして、ここもテストが終わって学生さんがほとんどおらず、ゴーストタウンのように閑散としていました。うっそうとした木々に囲まれているからよけい寂しい感じ。
さて、なんやかんやでもう5時。Raaziyaさんに別れを告げ、セントラル駅へ向かいます。あーいろんな意味で本当に疲れた。今日は絶対にワイン一杯くらい飲みたい!!オーストラリアはカフェや軽食屋ではお酒が出ないので、バーに行くしかありません。 セントラル駅近辺をぶらぶらしていたら、あまりお高くなさそうでにぎわっているバーがあったのでふらっと入りました。
一日の締めくくりは、セントラル駅近くのBar Broadwayにて。
が、扉を開けると男たちの雄叫びが。スポーツバーだったのね。お客さんの男性率ほぼ100%。居づらい、、けどま、いいや。ビール+料理で13ドルとお安い。でも、やっぱワインにしました。料理はでっかいステーキもハンバーガーもフィッシュ&チップスも同じ値段。一瞬ステーキにしようかと思ったのですが、絶対食べきれなさそうなので、フィッシュ&チップスに。 通りを眺めながらちびりちびり飲んで、長かった一日を締めくくったのでした…。
そんなにおいしい!って訳ではありませんが、満足です! さて、明日は土曜日。どんな一日になるか楽しみです。
この記事を書いた人
香川県生まれ。京都精華大学美術学部洋画科卒。アパレル商社、企画会社、教育・IT系、編集プロダクション等で働いた後、出産を機に売り込みを経てフリーライターとなる。子育てから、健康、食、教育、留学、政治まで幅広いジャンルで執筆・編集活動を行う。編集を手がけたメイツ出版発行の『中学生の成績が上がる教科別ノートの取り方最強のポイント55』は、20刷りを超えるベストセラーとなっている。編集講座、ライター講座の講師も務める。3児の母。趣味はボルダリング、HIPHOPダンス、登山(ただし低山専門!)。 Official Website:ishiprox.com |
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