街がまるごと世界遺産!
地中海に浮かぶ島で英語を学ぶ
中世の街並みがそのまま残る城塞都市ヴァレッタ。街全体が世界遺産だ
地中海に浮かぶ3つの島々からなる
マルタ共和国は、ヨーロッパでは昔からリゾート地として知られる。しかし、その魅力は青い海と輝く太陽だけではない。
マルタ本島とゴゾ島にはエジプトのピラミッドよりも古いと言われる超古代巨石文明の遺跡が点在し、首都ヴァレッタの旧市街は、中世ヨーロッパの城塞都市がいまもその姿を残している。遺跡はもちろん、街全体が世界文化遺産に指定され、マルタは「世界遺産の国」と言われるほど見どころが多い。
観光地としても人気の高いマルタだが、もうひとつ、英語の研修地としての顔も持つ。1964年の独立まで150年にわたってイギリスに統治された過去があり、公用語は英語とマルタ語。地中海の島で英語が学べるとあって、サマースクールで訪れるジュニア層からリゾートを兼ねて短期留学をする社会人まで、ヨーロッパ各地から多くの留学生がやってくる。どの語学学校もヨーロッパ人の生徒が7割近くを占め、国際色豊か。アジア人が大半を占める北米やオセアニアの学校とはまったく違う雰囲気だ。日本人が少なく、ヨーロッパ人の友だちができると、日本人留学生にも人気がある。
そして、なんといっても
マルタ留学の魅力は放課後や休日に海へ出かけたり、世界遺産の街を散歩したり、リゾート気分が味わえること。また、マルタを拠点にすれば、ヨーロッパのほかの国やアフリカへも気軽に行けるので、旅行好きにはたまらない環境といえる。女性が一人で歩ける治安のよさも留学先として安心できるポイントだ。
マルタへは、口コミやリピーターで留学する人が多いというから、その魅力は本物だ。
港にはマルタ独特の鮮やかな色使いの漁船が浮かぶ。船には魔除けとして目が描かれている
内陸では田園風景も楽しめる
語学学校の授業のようす。ヨーロッパ各地からの留学生が多く、日本人などアジア人の割合が少ないのが特徴。国際的な雰囲気の中で英語を学ぶことができる