赤道直下の都市で
スペイン語を学び
南米の文化と大自然を満喫!
白い壁と赤茶色の瓦屋根の建物が並ぶキトの旧市街
エクアドルは、スペイン語で「赤道」を意味する。その名のとおり、エクアドル共和国の首都キトは赤道直下の都市だ。赤道と聞くと暑いイメージがあるが、アンデス山脈周辺の高地に位置するキトは年間の気温差が少なく、春のような気候で過ごしやすい。
世界遺産に登録されているキトの旧市街は、白い壁と赤茶色の瓦屋根の建物が並び、スペイン統治時代の面影が色濃く残る。
中南米でスペイン語を学ぶというと、メキシコを思い浮かべる人が多いかもしれない。しかし、キトにも語学学校があり、欧米のスペイン語学習者には留学先として注目されている。エクアドル留学のメリットは、街の魅力もさることながら、会話の聞き取りやすさと、費用の安さが挙げられる。
エクアドルで話されるクラシックな
スペイン語は訛りが少なく、話すスピードもメキシコなどに比べるとゆっくりで初学者におすすめ。費用に関してはスペインよりも安いため、欧米からの長期留学生も多い。定食が250円程度で食べられるというから、ユーロが高騰するスペインよりは生活費も安くすみそうだ。
先住民とスペイン人の混血が多いせいか、ほかの南米諸国に比べてアジア人への人種差別が少なく、日本人留学生にとっては居心地がよいという。また、料理は意外と米食が多いので、食生活の面でも日本人の口に合う。
そして何より、エクアドル自体に魅力がつまっている。歴史的な街にインディオの文化、世界遺産のガラパゴス諸島やアマゾンの大自然も満喫できる。滞在中は時間が足りないほど行きたいスポットが多い。そして、最後はマスターしたスペイン語を駆使して南米の周遊旅行も楽しもう。
南米最古と言われるサンフランシスコ教会。世界文化遺産に登録されている
エクアドル滞在中は世界自然遺産に登録されているガラパゴス諸島にも足を運びたい。愛くるしいガラパゴスアシカが出迎えてくれる
ホストファミリーとテーブルを囲んで。キトの人はラテン系だが、恥ずかしがり屋が多く、日本人と性格的に合うという