公開:2018-04-04 更新:2019/02/13
モントリオール3日目。午前中、MLSという語学学校を訪問しました。 MLSは街の中心地の高層ビルの16階にあります。 1フロアに4教室のみ、1クラス最大8名、全生徒数32名という小規模な学校。 遊びで来る人ではなく、ビジネス目的、学生など、本気の人だけを対象にしているそう。
少人数でアットホームだが、真剣に学べるMLS。企業派遣の生徒さんも多い。
1クラスは8名ですが、もし、同じレベルの人が8名に満たなければ、無理に違うレベルの人と混成チームにはしないとのこと。だから、同じレベルの生徒が少ないときはマンツーマン授業になることも。ビジネス的にはどうかと思いますが、生徒にとってはラッキーです。
同じレベルの生徒が少ないときは、マンツーマン状態で授業が受けられることも。
教材は、市販の教科書は使わず、学生のレベルやニーズに合わせて教師がカリキュラムをオーダーメイドで組み立て、オリジナルの教材を用意するそうです。ニュースや雑誌などの記事を使うことが多く、生きた英語の勉強になります。 生徒の国籍は、多い順に、フランス、イタリア、ブラジル、日本。そのほか南アフリカ、東欧、ロシアからも来ています。 MLSでは、英語だけでなく、フランス語、スペイン語、ドイツ語も教えているそう。モントリオールは移民の多いカナダの中でもさらに多国籍社会なので、先生方も生粋のカナダ人は少数派。でも、英語が母国語でないからこそ、親身になって教えられるといいます。
ディレクターのキキと、レドゥースカ。
午後は、ILSCという語学学校を訪れました。 中心地から電車で15分くらいの、オールドポートと呼ばれる観光客に人気のエリアにあります。この界隈は、かつて海運業で栄えたところらしく、古い石畳の町並みが、風情があります。川べりをのんびり歩くのもいいし、小さな路地でオシャレなレストランを見つけるのも楽しそうです。
オールドポートと呼ばれる、古くて風情のある界隈にあるILCS。
ILSCはモントリオールだけでなく。バンクーバー、トロント、オーストラリアのメルボルン、シドニー、ブリスベン、そしてインドにもあるそうです。 ILSCは、アクティビティが充実していて、教室内で学ぶだけでなく、休み時間に学生同士や先生としゃべったり、街に出てどんどん話すことで英語&フランス語力を高めるのが特徴のようす。先生たちはとてもフレンドリー。スタッフたちは、いろいろなイベントを考えて学校を盛り上げています。
ディレクターのダニエルはフランス人
学校内は、フランス語か英語しかしゃべってはいけないルール。ホームステイ先も斡旋してくれます。ホストファミリーは80%以上がフランス語と英語のバイリンガル。授業の後も、英語とフランス語に触れる時間がたっぷりあります。街中でも、英仏両方の言語が聞こえてくるし、道路標識や、雑誌、ポスターなどもすべて英仏バイリンガルなので、自然とフランス語が頭に入ってくる環境。当初は英語だけ勉強するつもりだったのに、フランス語も学ぶようになったという生徒さんも多いそうです。
各国の文化を尊重し合うことを大切にしているILSC
ILSCでは、上智大学を1年間休学して、英語とフランス語を学びにきている、成清奈和子さんに取材しました。奈和子さんの体験談は、発売中の「Study in CANADA」にて!
この記事を書いた人
香川県生まれ。京都精華大学美術学部洋画科卒。アパレル商社、企画会社、教育・IT系、編集プロダクション等で働いた後、出産を機に売り込みを経てフリーライターとなる。子育てから、健康、食、教育、留学、政治まで幅広いジャンルで執筆・編集活動を行う。編集を手がけたメイツ出版発行の『中学生の成績が上がる教科別ノートの取り方最強のポイント55』は、20刷りを超えるベストセラーとなっている。編集講座、ライター講座の講師も務める。3児の母。趣味はボルダリング、HIPHOPダンス、登山(ただし低山専門!)。 Official Website:ishiprox.com |
高校留学
C$ 2335~
専門留学
$1570 (約15万円)~
高校留学
1,819,000円(1学年、10カ月 1カナダドル=85円で計算した例)~
1,820,000円~