公開:2018-10-02 更新:2018/12/04
最近、日本においても仮想通貨やブロックチェーンがビジネスのシーンで話題になる中で、世界で注目されている小国があります。それがバルト三国の一つである、エストニアです。なぜIT先進国と言われるようになったのか、実際に現地がどうなのか、実際に行って見てきました。
さて、まずはエストニアの位置ですが、バルト三国のうち最も北に位置している国で、西にバルト海を挟んでスウェーデン、北にフィンランド湾を挟んでフィンランド、東にロシア、そして南にバルト三国のラトビアに囲まれています。人口は約130万人、公用語はエストニア語ですが、その他に英語はもちろん、ロシア語も使われているみたいです。街中の表示はエストニア語、ロシア語、英語表記をよく目にしました。通貨単位はユーロです。
行き方は、日本からの直行便はないので、フィンランド・ヘルシンキから入り、そこからフェリーでフィンランド湾を渡り、エストニア・タリンに入るのが一般的みたいです。エストニアはシェンゲン協定を結んでいる国ですので、日本人でもヨーロッパのシェンゲン協定国に一度入国してしまえば、特に入国審査無くエストニアに入れます。 今回は予算の関係上、私はスウェーデン・ストックホルムからヨーロッパに入り、フィンランド・ヘルシンキにLCCで飛行機移動、その後、フェリーを使ってエストニア・タリンに入りました。(ちなみにストックホルム―ヘルシンキで約7,000円でした。安い!)
ヘルシンキの街中から、フェリー乗り場まではトラムを使って約20分くらい、結構近いです。ちなみに、タリンまでのフェリーはECKERO LINE、VIKING LINE、TALLINK SILIA LINEの3種類の船会社があり、時間帯や日程によって価格が様々ですので、事前に予約していくことをお勧めします!私が利用したのは、ECKERO LINEで片道15ユーロでタリンへ渡れました。
乗船時間は約2時間なので、ヘルシンキとタリンを日帰りで往復することも可能で、ヘルシンキに住んでいるフィンランド人の方もよく日帰りで往復しているみたいです。乗船する方の中には、ゴルフバッグを持参してタリンに渡る方もいらっしゃいました。っというのも、ヘルシンキは物価が極端に高いので、まだまだ物価が安いエストニアに買い物をしに行ったり、レジャーで伺ったりするみたいです。私が感じた限りでは、2倍の差の物価でした。ヘルシンキからタリンに来ると、物価が半分くらいに感じます。 また、フェリーはヘルシンキ―タリンだけでなく、ストックホルム、ラトビアのリガ、ロシアのサンクトペテルブルグにも路線があるので、夜出発して翌朝に到着する船の旅も面白そうです。
船に2時間揺られてエストニアの首都、タリンに到着です。街の雰囲気がヘルシンキとは違い、何か歴史の中にも新しさを感じる風情です。
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この記事を書いた人
大学卒業後、上場企業にて法人営業・人事採用・教育分野でキャリアを積む。 |