語学学校のBabilonia
シチリア2日目は、ミラッツォ(Milazzo)からバスと電車を乗り継いで南東に下ったところにあるタオルミーナ(Taormina)というところの語学学校バビローニア(Babilonia)へ。
Babiloniaはタオルミーナの中心部にあり、大きな中庭と、街でもトップレベルのレストランを自前で運営しているユニークな学校で、生徒はその本場シチリア料理を、毎日堪能できるというとても優雅な環境にあります。1月はオフシーズンで、レストランは閉まっていたので残念ながらその味を堪能することはできず…。いつかまた戻ってこよう!
タオルミーナは「グランブルー」という映画のロケ地となったことでも有名な観光地。
春~秋が観光シーズンのため、1月は閑散としていて、風光明媚な風景をゆっくり堪能することができました!
標高が高いところに街があるので、坂が多く眺めは抜群。まるで映画のワンシーンを切り取ったかのような石畳の綺麗な街並みが、中世ヨーロッパにタイムスリップしたかのような気分にさせてくれます。
富士山に似たエトナ山
北にイタリア本土とメッシーナ海峡、東にイオニア海、南には活火山エトナ山があり、富士山と同時期にユネスコの世界遺産に登録された山。形や高さも富士山と似ていて、日本人にとってはどことなく親近感を覚える綺麗な山です。
残念ながら天候に恵まれずエトナ山をハッキリとみることはできませんでしたが、飛行機の中からひときわ存在感を放つ雄大な姿を見ることができました。
もう日が暮れ始めてきましたが、タオルミーナに着いた時からどうしても気になっていた、タオルミーナの山の上にそびえ立つ天空に浮かぶ城と天空に浮かぶ街へ。
かなり山の上まで登らなければいけないと、覚悟を決めていざ出発。
真冬の寒さの中でも、この急な山を登るとすぐに汗だくになり、Tシャツになって上ること約25分。城塞にたどり着きました。
高台から一望するタオルミーナの街はすごくきれいでしたが、まだまだここは通過点!さらに高い位置にある天空の町(私が勝手に天空の町と命名しました)を目指して再び歩き始めます。
城塞までの登山で既に疲労している脚にムチを打って、薄暗い中を一人もくもくと登山します。そしてクタクタになりながらなんとか暗くなる前に、頂上に着くことができました!
天空の町では、有名な映画やアニメに出てきそうな幻想的な風景が広がっていました!
この風景は1時間かけて山登りする価値あり!素晴らしい景色でした。
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