美しいビーチで有名なマンリーは、
シドニー市内からフェリーで約30分。サーファーにも大人気のエリアだ。以前から「サーフィンができたらカッコいい!」と憧れていた桑原さんは、「どうしても海の近くに行きたい」と留学エージェントに相談し、マンリーにキャンパスを持つ語学学校ACE(オーストラリアン・カレッジ・オブ・イングリッシュ)を勧められた。
サーフィンは、実際にやってみると「思ったよりハード」だったが、海の美しさに魅せられて、留学期間中ずっと続けてきた。学校でもサーフィン好きの留学生によく出会い、サーフィンの話題で盛り上がるなど、友達作りにも一役買っている。クラスメイトとは放課後もビーチやパブで一緒に過ごすことが多く、話題は恋愛や将来の夢など、どんどん広がっていくのだとか。もちろん会話は常に英語。苦手だったスピーキングにも、すっかり慣れたという。
接客業が好きで、留学前は新幹線のパーサーをしていたという桑原さんの目標は、アジア系航空会社のフライトアテンダントになること。応募条件のひとつであるTOEICで高得点を取るため、現在は試験準備に力を注いでいる。
マンリー地区で毎日発行されているフリーペーパー「マンリーデイリー」。シェアフラットもこの中の掲示欄で探した。
サーファーが集まるマンリーの玄関口。フェリー乗り場付近は、シティから遊びに来る人や買い物客もいっぱい。
1カ月目
渡航後すぐに一般英語コースへ。1週目のアクティビティでサーフィンのレッスンを受け、その週末にはサーフボードも購入。以降はクラスメイトから教わる。
3カ月目
世界各国からの友達がたくさんできる。放課後は、彼らとビーチで過ごした後にパブへ。ホームステイを出て初のシェア生活を始める。QLD州への一人旅も。
6カ月目
入学時より2クラスレベルアップ。一人ひとりの弱点を補ってくれる良い先生に出会い、英語力がぐんと伸びたことを実感する。レストランでアルバイトも開始。
9カ月目
ビジネス英語コースへ参加。難しいけれど、クラスメイト同士が皆仲良しで楽しい日々を送る。英国LCCI(London Chamber of Commerce and Industry(ロンドン商工産業会議所))主催のビジネス英語検定にも挑戦。
桑原明日子さん
国際線のフライトアテンダントを目指して、語学留学を決意。フォーマルな英語を学ぶため、ビジネス英語コースに通う工夫も。内容は難しかったが、TOEIC受験対策にもかなり役に立っている。