Centennial Collegeとケジントンマーケットへ

公開:2018-05-02 更新:2019/05/08

 

Centennial College(センテニアル・カレッジ)へ

トロント滞在最終日、バス→地下鉄→モノレールで小1時間くらいのところにある、Scarboroughに、Centennial Collegeで学ぶTaigaくんを訪ねました。

Centennial Collegeで学ぶTaigaくん
オンタリオ州で最も古い、伝統のあるカレッジ。

Centennial Collegeは、創立51年、オンタリオ州で最も古いカレッジだそうです。学生数は14500人。留学生比率は9%。日本人はそのうち1割前後。めったに日本人に会うことはない環境のよう。エンジニア系やビジネス系の学科が強いのが特徴。他のカレッジと同様、職業に直結する実践的な授業が行われています。 Taigaくんは、カレッジへの編入を目的とした大学付属語学学校のEAL(English for Academic Purpose)コースで学んでいます。大学付属校の利点は、大学と同じキャンパス内にあり、大学のライブラリーやジムなどの施設、サービスを利用できること。とくにTaigaくんが気に入って毎日利用しているのが、チュータールーム。カレッジの学生が常駐していて、英語学習についての相談に応じてくれたり、文法、発音などの個別指導をしてくれたり、他の学生たちとのディスカッションの機会を作ってくれたり。「語学学校だけにいても、ネイティブの学生と話す機会がない。英語力を上げるためにも積極的に通って、カレッジの友達を作っています」とTaigaくん。授業料を払って授業を受ける以外にも、いろいろなところでどん欲に英語力を上げる努力をしています。    

ゆったりとしたライブラリー
ゆったりとしたライブラリー。カレッジの施設ですが語学学校の生徒も自由に使えます。 壁面のグリーンは本物です。

キャンパス内に寮があり、ちらっと見せていただきました。完成したばかりでとてもきれい。寮内は4人一組のシェアアパートメントになっていて、1ユニットには、4人分の個室と、バス・トイレが2つ、キッチンとリビングは4人で共用となっています。建物内に、居室だけでなく、ジムやシアタールーム、ヨガルーム、自習室、カフェなどがあり、寮内で必要なものがすべて完結できる恵まれた環境。    

新しくできたドミトリー
できたばかりの学生寮

Taigaくんのルームメイトは、ロシア人、シリア人、ウクライナ人。母語がロシア語が多数派という環境。「でも僕のためにみんな英語を共通語にしてくれています」。きれい好きのTaigaくんが部屋を掃除してもすぐに汚されてしまったり、冷蔵庫の食べ物をだれかが勝手に食べたりと、最初はびっくりしたこともあったそう。「でも彼らには悪気はない。冷蔵庫のものはみんなのものと思っていて、自分のものも勝手に食べていいよ、と言ってくれるので、これも文化の違いなんだと、気にならなくなりました」。    

taigaくんの部屋
Taigaくんの部屋。きれいに片付いています。

 

みんなで使う冷蔵庫
「明日食べようと楽しみにしていたものがなかった!と衝撃を受けたことも」。 学生寮あるあるです。

  「みんなが遊んでいるうちにどれだけがんばって差を付けるか」を常に考えているというTaigaくん。早くカレッジへの編入試験に合格して、カレッジで本格的に勉強したいと意欲的。2年間の留学でたくさんのネットワークを作り、将来の道を絞り込んでいきたいとのこと。「だんだん自分の方向性が見えてきた。多分、何か自分で事業を起こすのかなと思います」。Taigaくんの将来がとっても楽しみです。

スタッフブログおまけ:ケジントンマーケットへ

さて、Taigaくんと別れ、午後はフリータイム。トロント観光といえば、トロントアイランド、なのですが、あまりに寒くてフェリーに乗る元気がなかったのと、私はどちらかというとローカルなマーケットの方が好きなので、ケジントンマーケットというところに行くことに。エアビのホストさんのおススメでもありました。   スカボロからモノレール→地下鉄でBathurs St駅で降り、511のバスに乗り換えて、Dandus St.下車で歩くのが一番近そう(こんなことをすらすら言えるようになるとは初日からすごい進歩)。あとはGoogleマップに従ってダンダス通りを10分弱くらい東に歩くと左手にある、オーガスタ・アベニューとケジントン・アヴェニューの間がケジントンマーケットと呼ばれるエリアのようです。  

ケジントンマーケットと呼ばれる界隈。
オーガスタ・アベニューとダンダス通りのぶつかるところ。 ここらあたりからがケジントンマーケットと呼ばれる界隈。

大通りには人はまばらだったのに、一歩、ケジントン・アベニューに入ると、たくさんの人でにぎわっていました。小さな古着屋や文房具屋、雑貨屋、ジュエリー屋、タトゥー屋、カフェ、ジャンクフードの屋台などがひしめき合っていて楽しい。壁にペイントされた落書きアートも楽しく、大阪のアメリカ村と竹下通りをミックスしたような雰囲気。    

色とりどりの建物
色とりどりの建物がカワイイ町並みを作っています。

 

大阪のアメリカ村みたい
大阪のアメリカ村を思わせます。

  オーガニックな食材ばかりを集めたスーパーがあり、商品はどれもちょっと割高なのですがここも賑わっていました。健康志向、高いのでしょうか。屋台の食べ物、どれもおいしそうだったのですが、量がすごくて食べられなそうだったので、小さいサモサを2つほど買って食べました。   このあとは、部屋に帰り、最後の夜なのでホストのIssaさんとご飯にするつもり。あしたはいよいよトロント・ピアソン国際空港から、成田に向かいます!  

この記事を書いた人

「あの国で留学」編集長。
15歳で単身ニュージーランドの高校へ留学。
高校卒業後に渡米、カリフォルニア州立大学で学位を取得。

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