カナダの「不動産」事情（バンクーバー編）

公開：2013-07-17　更新：2018/08/02

ホームステイ→シェアが一般的。
賃貸アパートは契約期間に注意

ホームステイでは机とベッドのある個室が提供されるのが一般的

ワーホリの多くはまずホームステイをし、現地の生活に慣れてきたところでシェア生活に移る。シェアは家またはアパートの1部屋を借り、他の居住者とキッチンなどを共同で使うスタイルが一般的。家賃はバンクーバーで月400〜700カナダドルほど。なかには滞在費を抑えるために、リビングに寝泊まりしたり、1部屋を2人で借りたりする人もいる。また、カナダの住宅にはたいてい地下部分にベースメントと呼ばれる部屋があり、台所やバスルーム、家具なども設置されていて、貸し出している家庭も多い。

物件の情報はウェブサイトや日本語情報誌のほか、コミュニティーセンターなどの掲示板でも入手できる。手続きは家のオーナーと入居の取り決めをするだけで比較的簡単。

一人暮らしを満喫したい人は、アパートを自分名義で借りることも可能。家賃はワンルームで800〜900カナダドルが目安だが、ダウンタウンの家具付きワンルームになると1500カナダドルという物件も珍しくない。契約期間は6カ月や1年が多く、契約終了前に退去すると違約金が発生することがあるので契約書をしっかり確認しよう。

なお、バンクーバーの交通費はゾーン制になっているため、学校や職場と同じゾーン内に滞在した方が交通費を安く抑えられる。

バンクーバーのダウンタウンにあるアパート。上層階のベランダからは雄大な山々が見える

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