公開:2017-01-12 更新:2019/04/08
Study in Australiaをご覧のみなさま、こんにちは。 パースで留学やキャリアアップ、就職をサポートするオーストラリア・キャリアセンター(ACC)のNagisaです。 明けましておめでとうございます。 夏のオーストラリアからお届けしております。 オーストラリアに来て3年目ですがなかなか夏のクリスマスやお正月は慣れません。でも、雰囲気は楽しませて頂きました♪♪(笑) 日本ではカップルや友達と過ごすのが「クリスマス」、家族と過ごすのが「お正月」というのが定番ですが、オーストラリアでは真逆となります。今回のクリスマスは以前住んでいたホームステイ先にお呼ばれし、素敵な“ファミリータイム”を過ごしました。 そこで今回は「ホームステイ」についてお伝えしたいと思います。 「ホームステイってなに?」「オーストラリア現地の人と住んでみてどうなの?」といった疑問にお答えします!!
ホームステイとはその国のご家庭に滞在することを言います。最近では日本でも多くのご家庭が留学生を受け入れしているようですが、私も日本でアメリカとマレーシアとオーストラリアからの留学生を受け入れたことがあります。 学校では体験できない、家族との生活を通してその国での“生活”や異文化体験をすることが一つの目的となっています。 多くの学生はホームステイ斡旋エージェントを通してホームステイ先を探します。何か問題が起きた時に対処をしてくれるので、エージェントを通してホームステイを探されることをオススメします。
ホームステイを通して得られることはたくさんありますが、利点は大きく分けて3つあります。 ①困ったらすぐに助けてくれる 誰も知らない土地に留学するのは不安ですよね。ホームステイをするといつも優しく気を使ってくれる人たちが傍にいてくれるので、安心です。 「電車・バスの乗り方がわからない」「買い物をどこですればいいか分からない」「携帯の契約の仕方がわからない」こうした、生活に関する問題は全部助けてくれます。 私もパース初日は全くバスや電車の乗り方が分からず、ホストマザーに丁寧に教えてもらい助けてもらえました。 学校がスタートした後でも、一日あった楽しかったことや悲しかったことなどの話もできるので、精神的にもサポートしてもらいました。学校で発言ができなくて、落ち込んでいるときは励ましてくれ、うれしいことがあれば一緒によろこんでくれました。 家族や友達と離れて心細いですが、こうした人たちが周りにいると心強いですよね。 ②現地の文化体験ができる ホームステイは現地の家族の生活を体験することができます。小さな子どもがいれば、学校の行事に参加させてもらったり、お家で誕生日会を開いたり、大人が多いお家だとハウスパーティーに参加させてもらえたりと、普段はできない“現地の生活”を経験することができます。 私のパースでの初めのステイ先には、10歳と13歳の女の子がいて、お友達を招いた誕生日パーティーやに参加させてもらいました。家中風船などのデコレーションでいっぱいになり、私も小さい時にこんなパーティーを開きたかったなぁと少し羨ましくなりました(笑)お泊り会もかわいいパジャマをホストシスターが着ていて、あー海外にいるなと改めて実感したことを覚えています。
③第二の家族がつくれる 家族も友達もいない土地で留学するのは心細いですよね。ホームステイでは他の家族と生活を共にするので、短い期間でとても仲良くなり、オーストラリアの暖かい文化で、留学生として受け入れていても家族の一員のように扱ってくれます。 本当に私はホストファミリーに恵まれていて、Vol.4でも書きましたが、初めてオーストラリア・ブリスベンに来た2009年に出会ったホストファミリーと今も連絡を取り続けています。本当に素敵な家族で、3週間のステイだったのですが帰るのが嫌すぎで、帰る1週間前から毎日泣いていたぐらい短期間で仲良くなりました。今となってはなかなか会うことはできませんが、今でも家族の一員のように連絡をしてくれます!! パースでも素敵なホストファミリーに出会い、もう今は一緒に住んでいませんがディナーに招待してくれたり、何かイベントがある度に連絡をしてくれます。初めに書きましたが、今回のクリスマスもお家に呼んでくれました。そこのお家はホストマザーとワンちゃんが住んでいるお家ですが、今までにたくさんの留学生を受け入れてきていたため、今ではみんな“ファミリー行事”に参加し、仲良くしています♪
生活に関することなので、多少のトラブルはあるとは思いますが、事前に知っておくことで解決できることもたくさんあると思います。ホームステイをする上での3つの心構えをお伝えしたいと思います。
①生活を合わせる必要がある 1つの家族に入れてもらうという形になるので、もちろん家族とのご飯や寝る時間を合わせたりしないといけなくなります。キッチンや洗濯機の使える回数が決まっているなど、ルールがたくさんあることもあります。こうした小さな決まりごとは、全く違った文化を持った人がお互いに心地よく過ごすためには不可欠となります。こうした異文化理解は“グローバル人材”となるために必要なスキルだと思います。 私はオーストラリアに来る前、2年間一人暮らしをしていたので、シャワーはみんなが寝る前の午後10時には浴びないといけない、みんなとディナーを一緒に食べるために毎日午後6時までに帰らないといけない、のようにホストファミリーに生活を合わせることが大変でしたが、他の人と住むいい練習になりました。 これらを通して“オージーの生活リズム”も学ぶことができました。 ②必ずマッチする家族にあたるとは限らない ホームステイ先が決まるのはランダムで、しかも人と人との相性なので必ずしも自分と合う家族と出会えるかはわかりません。初めは少し難しい思っていても、ちゃんと話してみると実は性格があったり、新しい自分を発見をすることもできます。 あまりにも、合わなさ過ぎると留学生活も苦痛になってくるので、どうしても合わないと思えばホームステイ斡旋エージェントや学校に相談するのも一つの道です。 海外で問題解決をする練習にもなりますので、意見を言うのが恥ずかしい。。自分だけだったらどうしよう…と思わず、一つ一つ解決に向けて行動することが自分が納得のいく留学にするために大切なことだと思います。 ③学校から近いお家にあたるとは限らない ランダムにステイ先が決まるので、学校から遠い所に住むことになるかもしれません。 私のパースでの初めてのホームステイ先は学校までバスを2つ乗り次いで1時間弱かかっていました。天気のいい日は自転車で通っていましたが、こちらも約1時間でした(笑)。平坦な道が多いので、朝の運動と思いスッキリとした朝を過ごすことができましたよ。 どこに住んでも、楽しみ方は色々あると思うのでたくさん試してみて下さい。
今回ホームステイについてお伝えしましたが、ホームステイでは学校では出会わないようなえない現地の家族と交流ができます。家族の一員のように接してくれ、その後も連絡を取り合える仲になることもあり、貴重な出会いがたくさんあります。もちろん、異文化の中にいることで問題もたくさんありましたが、それ以上に学べることがたくさんあり、素敵な経験となりました。 もし機会があれば、ホームステイを一度は体験することをお勧めします。きっといい経験になると思います。 記事協力:オーストラリア・キャリアセンター(ACC)
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