公開:2016-10-05 更新:2019/04/08
Study in Australiaをご覧のみなさま、こんにちは。 パースで留学やキャリアアップ、就職をサポートするオーストラリア・キャリアセンター(ACC)のNagisaです。 今年も残り3か月となり、日本では冬に向け涼しくなりはじめたかと思いますが、オーストラリアは夏に向けて暖かくなり始めました! 今年は例年より2週間ほど遅い春の訪れで、夏が好きな私としては春が待ち遠しかったです。 前回少し自己紹介をさせていただきましたが、2014年の7月から日本の大学の学位留学で西オーストラリア大学(UWA)に留学し、今年の7月に卒業しました。7月には最後の成績が出ていたのですが、卒業式は先月9月にありました。日本の感覚だとすごく変ですよね。 そこで今回は、日本とオーストラリア(UWA)、両方の大学を経験した身として、それぞれの違いを2回に分けて紹介したいと思います。今回は「専攻について」と「年数、科目数について」、そして次回は「授業スタイル」と「成績評価の仕方」について紹介します。
オーストラリアでは、大学での専攻と仕事との結びつきがとても強く、多くの学生が卒業後にしたい仕事業種に合わせて専攻を決めます。最近ではダブルメジャーと言って、「経済学」と「会計学」や「心理学」と「マーケティング」等、専攻が2つという学生も多くいます。 日本では就職の際に大学の専攻はあまり影響しないことも多いかと思います。例えば大学での専攻は文系だったけど、卒業後エンジニアとして働いている人も多くいらっしゃるかと思います。何を勉強したかよりは、どの大学で勉強をしたかが評価基準になるケースが主流かと思います。 それに対してオーストラリアでは、会った人に学生ですと伝えると、決まって「何を勉強してるの?」と聞かれていました。大学名はその次に聞かれることもありますが、聞かれないことも多々あります。専攻がとても大事で、意識されているということですね!! ちなみに私は「政治学/国際関係論」を専攻し、国際関係論での専攻を活かして今の会社に入りました。
日本では大学といえば4年制ですが、オーストラリアでは基本3年制です。多くの日本の大学と同様セメスター制度と呼ばれ1年に2学期あります。1学期に最高で4科目取るこができます。 日本では8科目や11科目と多くの科目を一度に取っていたので少ない!と思っていましたが、一つひとつの内容がとても濃く1つのことに対しての知識がぐっと深まりました。 授業は3つのレベルに分かれていて、卒業するためには専攻科目をそれぞれのレベルで決まった単位取る必要があります。専攻が1つで、私のように2年で全ての専攻の科目を取るという状況ではない限り、卒業必須単位の半分ほどが専攻科目でカバーされ、それ以外は好きな科目を受講することができます。私は「栄養学」や「法学」「経済学」の授業を取りました。「あ、日本でいう一般教養ね」と思われる方も多いと思いますが、こちらのは、専攻に入った後の授業に混ぜてもらう感じです。勉強は大変ですが、より専門的な知識をつけることができた印象です。自分の専攻だけでなく、幅広い知識をより深くつけられることができるのは嬉しいですよね。
次回に続く… 記事協力:オーストラリア・キャリアセンター(ACC)
この記事を書いた人
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