公開:2017-08-21 更新:2019/04/08
Study in Australiaをご覧のみなさま、こんにちは。 パースで留学やキャリアアップ、就職をサポートするオーストラリア・キャリアセンター(ACC)のNagisaです。 いかがお過ごしでしょうか。
友達との夜カフェ。チュロス屋さん「サンチュロ」にて
8月になり日本は本格的な夏になっているかと思います。 オーストラリア・パースには冬がやってきました!! インスタグラムでは日本の友達が海に行っている写真がアップされ、オーストラリアの友達は冬の格好をしているので、なんだか変な感じですが…笑 パースは冬といっても、朝晩が寒くなり10度を下回る日もありますが、日中20度近い日が多く、とても過ごしやすい冬となっています♪♪ テラス席で暖かいコーヒーを飲むとちょうどいいぐらいですよー。
さてさて、今回は前回の続き「WA州の祝日」についてお伝えしたいと思います。 前回もお伝えしましたが、オーストラリアによっては祝日の日が異なります。
それぞれの祝日の日にちが違う3つの祝日をピックアップしたいと思います!! 一つ目は…「労働者の日・Labor day」(2017年3月6日)です。WA州では3月の第一月曜日となってます。 (3月13日 3月第二月曜日 VIC TAS) (5月1日 5月第一月曜日 QLD NT) 日本では「勤労感謝の日」と呼ばれていますが、オーストラリアでは呼び方が異なります。これは、少し歴史が関係するのですがイギリス人に搾取されていた人々が「1日8時間労働」をデモなどを通して訴え、公正な労働条件を確保したという背景があります。 州によってはそれぞれでもがあったり、実施に「1日8時間労働」が実施された日にちが異なる為、それぞれの州は違う日にLabor Dayをお祝いします。
同じ「Labor Day」でも国によって違う背景があるのは、面白いですよね。それぞれの文化について考えるいいきっかけの日かもしれません😊
ローカルの人・観光客にも人気City Beachにて。
多くの人はこの人は特別な日というよりも、ただの”お休みの日”として過ごすことが多いです。私は今年の労働の日は近くのビーチに行ってのんびりしていました。 2つ目は… 「西オーストラリア州の日・Western Australia Day」(2017年6月5日)です。この日は6月の第一月曜日となっています。
WA州(西オーストラリア州)は1856年に誕生しました。日本よりもそれぞれの州の権力が都道府県よりも強く、各州の誕生を毎年しっかりお祝いします。 各州の旗もちゃんとあり、WA州の州鳥ブラックスワンが描かれた旗もあります。
WA州の旗
パースに来るとブラックスワンをスワンリバーでたくさん見ることができます。 私が通っていた西オーストラリア大学(UWA)はスワンリバーにとても近く、川辺でランチを食べていると、真ん前までブラックスワンが来ることもありました!!
大学のランチ中に近づいてきた、ブラックスワン。
3つ目は… 「女王の誕生日・Queens Birthday」(017年9月25日)です。毎年9月の最終月曜日となっています。 (他州6月第一月土曜日 6月12日)*QLD以外 (QLD 10月第一月曜日 10月02日) なぜ同じ人の誕生日なのに、州によって祝日の日が違うのか全く理解できませんが…今回調べてみました! この誕生日をお祝いしている女王は実はイギリスにいる女王のことです。オーストラリアが国として成立する前は、イギリスが管轄していたため今でもイギリスと強いつながりがあります。
そんな女王の本当の誕生日は4月21日だそうですが、オーストラリアには4月にたくさんの祝日が既にある為、日にちを変えたそうです。笑 祝日って結構ゆるく決まっているそうです…笑 WA州は年の後半はほとんど祝日がないため、9月を選んだみたいです。
クイーンの誕生日に向けて、デコレーションされた木。Kings Parknにて
もともと、オーストラリアのクイーンの誕生を祝っている日ではないため、オージーはこの日も盛大なことは特にしません。 ロングウィーケンド(3連休)になる為、少し遠出をしたりのんびり過ごされる人が多いです。
去年私は大学の時の友達とピクニックをしました。上の写真の通り、キングスパークの木はクイーンの服を着ているようにデコレーションされていました。なかなか、日本では見ない種類のデコレーションだったため迫力がありましたよ!!
イベントごとにデコレーションがされるKings Parkにて
以上3つが他の州とは日にちが異なるWA州の祝日でした!! 日本では都道府県によって祝日の日が異なることはないので、初めてオーストラリアに来たときはびっくりしました。それほど、それぞれの州が権限を持っているということですよね。
それぞれの祝日やそれぞれの意味や過ごし方を見て、体験すると日本との文化の違いが感じられます。 他の国に言っても文化理解、お話のきっかけになるので是非色々調べてみてください。
シティーからフェリー7分で行けるSouth Perthにて
この記事を書いた人
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