オーストラリアの「日本食」事情
公開：2013-06-28 更新：2018/08/02
安くて手軽なスシロールが人気。食材は豊富、こだわるなら自炊を
全豪に36店舗を展開する大手回転寿司チェーン「スシトレイン」
シドニーに日本食店は多いが、日本人向けの店は一部の高級レストランに限られ、一般的な低・中価格帯の日本食店はオージー好みの甘辛くて濃い味付けが主流。留学生にとって、正統な日本食は高嶺の花となっている。とはいえ、滞在期間が長くなれば日本食への欲求はむしろこみ上げてくるもの。そんな時、財布を気にせず食べられるのがテイクアウトの「スシロール」だ。近頃はサンドイッチ感覚のファストフードとしてシドニーっ子にもすっかり浸透していてどこでも簡単に買える。人気のネタはサーモン＆アボカドやテリヤキ・チキンなどオージー風のものが多いが、えび天やうなぎなどもあり種類は豊富。ちゃんとした日本料理を安くおいしく味わいたいなら自炊がおすすめ。食材は地元のスーパーやアジア食料品店でオーストラリア産の生鮮食料品やアジアの加工食品が手に入るので、家のキッチンで何でも作れる。
スシトレインの手巻き寿司（いずれも5 AU$）。「えび天＆レタス巻き」と「サーモン＆アボカド巻き」。どこの食料品店でもたいてい売っている香港製の「出前一丁」（3袋2.25AU$）
インスタントみそ汁も大手スーパーで購入できる
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